「ワークライフバランス」と言う言葉、皆さん１度は聞いたことがあるのではないでしょうか？
ワークライフバランスとは、生活と仕事の調和を取ることによって、充実した働き方・生き方をすることです。
現代は、ワークライフバランスを大事にしながら働いている派遣スタッフも多いと思います。
派遣求人広告会社のen派遣が、ワークライフバランスに関してアンケートを取り、ワークライフバランスに関して、アルバイト、派遣社員、契約社員、正社員を対象としてアンケートを取ったところ、派遣社員が最も満足度が高く、正社員が最下位という結果になりました。
正社員には、仕事の責任ややりがいは大きくて良いが、仕事以外の時間を取るのは難しいという欠点がある。
派遣社員には、仕事に対しての責任は少ないが就業時間が決まっているので、仕事以外の時間を確保するのが比較的簡単という良い側面があります。
派遣社員の口コミ
派遣に満足しているという良い口コミ
30代女性
「派遣は時間が決まっているので、子供が保育園に行っている間のみ働けて、家事と育児と仕事が両立できるのがメリットだと思っています。アルバイトと違い決まった時間だけでも派遣として働くことで、企業の力になれていることが、社会に関われていると感じることができるのでいい。」
企業での、大きな責任はないが、実際に企業で働けているという実感と、家庭の事を両立できている様がまさに、ワークライフバランスの満足度の高さを表しているケースだと思います。
40代女性
「子供が大きくなり、子育てが落ち着いたので派遣会社に登録しました。家庭にいると他人と接点がなく、気が滅入るのですが、派遣に入ってからは、仕事をしてるので社会の役に立っていると感じることができ、人生が楽しくなりました。」
こちらの意見は、仕事をしなければならないが、自由な時間がないなどの状況と違うのですが、充実した人生を送るために派遣社員として働いているというのは、ワークライフバランスに通ずるものがありますね。
20代女性
「派遣社員としてはたらいているのは、一言で表すなら、結婚相手を見つけるためです。以前は、正社員として働いていましたが、平日は毎日終電帰り、土日は疲労で家から出ることができず、仕事以外何もできない状況でした。ずっと正社員として働く気はなかったので、仕事よりも将来の旦那さんを見つけるという自分の幸せのために活動したいと思い正社員を辞めました。今は、平日に合コンなどを行い交友関係を深めています。」
仕事に追われて、仕事以外のことに何も手がつかず、本来の自分の幸せから遠ざかってしまう、ワークライフバラバンスが損なわれた典型例ですね。現在は、正社員を辞め派遣社員として働きながら、充実した生活を送っております。そのため、現在は派遣社員として働き、ワークライフバランスの高い満足度を得ていると言えるでしょう。
派遣社員にもマイナスの面はある
40代女性
「年々、紹介される仕事の量が減ってきた。今は、仕事に就けていますが、更新のタイミングで次の仕事がきちんと見つかるか心配です。」
こちらの意見なのですが、派遣社員として働くことのリスクをよく表していますね。派遣社員は、年齢を増すごとに専門性のある実務経験など、年齢相応の働き方ができないと、若い派遣社員に仕事を取られ、次なる仕事が無くなる可能性、つまり、「年齢の壁」があるのです。
30代女性
「正社員の時と違い、業務の範囲がある程度限られるので仕事の幅が広がらない。」
これは、派遣社員として、時間の自由を取っている代償であり、仕事の責任が少なく業務の幅も狭いのは仕方のないことです。また、そのためスキルアップは望めないかもしれません。
20代女性
「正社員と違いボーナスが無い」
正社員と違い、ボーナスなどが出ないため、給与面出不満が出がちですね。
このように、派遣社員は、ワークライフバランスが取れる分、スキルアップが難しく、雇用形態や給与面に不満が出る傾向にあるようです。
派遣社員は、３ヶ月など契約スパンが短いため契約が終わった後、また、契約が取れるかわからないという、性活の安定性がないというデメリットもあります。
何を目的として派遣を選ぶかが重要になる
派遣で働くことは、正社員より敷居が低く、アルバイトよりも正社員に近い仕事ぶりができるというメリットがあるため多くの人から支持されているのでしょう。
ワークライフバランスをとるには、一番適した働き方ではあります。
しかし、派遣として働くことの、デメリットの面にもしっかりと目を向けないで、楽というだけで安易に派遣として働き始めると、後々契約する仕事がないなどという自体にも陥りかねません。
派遣会社も、楽であるといった理由で働きに来てる派遣社員には、仕事を回そうとは思いませんので、派遣として働くことの明確な理由や、キャリア形成を考えた上で派遣として働きましょう。
