度々メディアで話題になるブラック企業。
そのような悪質な企業に派遣社員として入社してしまわないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
この記事ではブラック企業の特徴や派遣先にあたらないための見極め方、ブラック企業に勤めてしまった場合の対処法などを紹介します。
ブラック企業に入るとどうなる?
過労死や労働問題が度々話題になる日本企業。
そのような中で悪質な企業に入社してしまうとどのようなことがまっているのでしょうか。
長時間労働、時間外労働をさせられる
ブラック企業に一番多いのが、労働時間に関する問題です。
短い睡眠時間に朝早くの出勤時間、休日出勤、毎日終電で帰るなど厳しい労働時間で働かされてしまいます。
残業代がでない
労働時間が長く時間外労働や休日出勤をこなしたにも関わらず、残業代が出ないなどもブラック企業の特徴です
残業時間を多くこなしたにも関わらず残業代の額が一定である場合や、指定の残業時間にならなければ残業代がもらえないなど「定期残業代」というのもブラック企業がよく行っている手です。
パワハラ、セクハラが横行している
直接的な暴力や物を投げられる場合や自分の座っている椅子を蹴るなど精神的にも体力的にも追い込まれてしまいます。
また、他の社員の前で執拗に悪口を言ったり怒鳴り散らしたり、嫌味を言う、無視をするなど様々な手で社員を追い込んでいきます。
また、パワハラだけでなく女性派遣社員への悪質なセクハラも横行しています。
ブラックな派遣会社によく見られる特徴
企業だけではなく派遣会社自体がブラックであるという場合もあります。
社会保険に加入させない
雇用期間などが一定の規定を満たしている規定を満たしている場合には雇用保険や厚生年金保険、健康保険など社会保険に入る義務があります。
しかし、そのような社会保険になかなか入らせてもらえない派遣会社が存在します。
有給がなかなか取れない
有給休暇は正社員だけでなく派遣社員にもきちんと与えられている権利であり、派遣会社がなかなか有給休暇をとることに否定的な意見を出したり、有給休暇の日数をあらかじめ定めてしまっているようなところはブラック派遣会社である可能性が高いといえます。
ブラックな会社に勤めてしまわないために
会社選びについてそれぞれの会社の見極め方などを解説していきたいと思います。
釣り求人が多い
どの派遣会社も基本的に釣りに近いことはしていますが、募集期間が大きくずれている求人広告を載せている場合や、その求人広告について電話などで尋ねると「登録していなければ求人広告について教えることはできません」などといわれる場合はブラックである確率が高いです。

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派遣先に中小企業が多い
大企業に派遣する場合と中小企業に派遣で行く場合では中小企業の方がトラブルに巻き込まれる確率が上がります。
理由としては、大手企業の方が派遣社員を雇ってた実績と経験があり、受け入れる際の体制がきちんと整っているからです。
担当者の対応が悪い
電話やメールでのマナーがきちんとなっていなかったり、折り返して電話がかかってこなかったり派遣スタッフへの対応がきちんとしていない場合はブラック企業であることが多いです。
また、給与や書類のミスが多いなどは管理部門がしっかりしていないため、派遣先企業や派遣スタッフへの管理もきちんとしていない場合がほとんどです。
書いてある募集内容と実際の勤務内容、勤務条件が異なる
実際に勤務してみると求人広告に書いてあった内容と異なることをさせられた、想像していた勤務内容と全く違うなどわざと違うことを求人広告に載せる派遣会社もあります。
特に、時給が実際と異なる場合は注意が必要です
ブラックな会社への対策
利用者の口コミをしっかり確認する
口コミは実際にそこで勤務した経験のある人や現在働いている人が書いているので、リアルな感想や広告だけでは分からない詳しい内情などを知ることができます。
大手派遣会社の口コミはこちらのページからチェックできますので、のぞいてみてください。

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求人数が多い
求人数が多い派遣会社は企業からの信頼を得ている証拠なのでそのような派遣会社を選ぶことをオススメします。
また、多くの求人から選べる選択肢の多さも重要です。規模の大きい派遣会社の方がしっかりしている可能性が高いです。
求人数の多さでいうとスタッフサービス(約120,000件)やテンプスタッフ(約44,000件)がオススメです。

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まとめ
いかがだったでしょうか。
一見、求人を見ただけではブラック企業かどうかはわかりかねます。
みなし残業など一見残業代をしっかり支払ってくれるのかと思いきや、実は受け取っている残業代以上に働かさせられている場合もあります。
また、人によってはその企業がブラック企業だと思っていても違う人にとってはブラック企業ではないかもしれません。
外資系においては、給料は高いけど社員ひとりひとりがスコア化され、毎年下位10%は解雇される会社もあります。
このように自らの条件やライフワークバランスをこうブラック企業に入らないようにするためにも、優良な派遣会社を使うようにしましょう。
ひとりひとりのニーズや条件に合わせた会社を紹介してくれます。