「未経験からエンジニアになりたい・・!」
IT技術への需要がどんどん高まっているなか、高収入を得ることができ、フリーランスとして独立もしやすいエンジニアになろうと思っている方が増えています。
ただ、いざ未経験から挑戦しようとしても、どうすればいいのかよく分からない場合が多いんですよね。
独学で勉強するのがいいのか、エンジニアスクールに通うのがいいのか、とりあえず就職してしまって仕事しながら学ぶのがいいのか。
方法が色々あるゆえに、何をしていけばいいのか判断できないという状況です。
先に結論から申し上げますと、未経験からエンジニアになるならば「派遣」が一番おすすめ!何を隠そう、この僕自身が未経験から派遣エンジニアとしてスタートしてきました。
派遣と聞くと安定しないとか、使い捨てだとかあまりいいイメージを思い浮かべない人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
今日は、未経験からエンジニアになるための方法としてどんなものがあるのか、そのなかでもなぜ派遣がおすすめなのか解説していきます!
これからエンジニアになりたい人、エンジニアに未経験からなるための方法を模索している人にぜひ読んでいただけたらと。
未経験からエンジニアになるための方法
まずは、実際に未経験からエンジニアになるためにはどんな方法があるのかについて説明します。
1つは派遣エンジニアからスタートしてスキルアップしていくという方法。
他に考えられる方法は以下の2つ。
- 転職エージェントを使い、正社員としてキャリアをスタートする
- 無料エンジニアスクールに通い、就職先を斡旋してもらう
①転職エージェントを使い、正社員としてキャリアをスタートする
転職エージェントを利用して正社員エンジニアになる。この方法は一番オーソドックスな方法かもしれません。
リクルートエージェントやビズリーチといった転職エージェントや転職サイトに登録し、正社員の転職案件を紹介してもらうという方法です。
この方法で実際にエンジニアに未経験からなったという人も大勢います。
雇用の安定という意味では一番期待できるところだし、ITエンジニアの正社員ならば最初は給与も低いかもしれないけれど、最終的には1000万近い待遇を得られることも十分に考えられます。
ただ、正社員の欠点として次の2点がネックになってきます。
- 残業が多い、スキルアップに関係ない仕事をやらされることが多い
- エンジニアとして複数の現場を経験したいが、転職することのハードルが高くなる
やはり正社員だと、ずっとコードやマシンを触っているわけにはいきません。
会議の出席や資料、議事録の作成といったある意味スキルと別方向のこともやる必要があります。
そして残業も当然あるでしょう。サービス残業だったら最悪ですよね…。
そして転職するのも、今の時代だいぶハードルは下がりましたが、正社員で辞めるとなるとなかなかハードルが高く、辞めづらいというのがあります。
転職できないとなると、ずっと同じ案件に携わるなんてことにもなりかねません。
一生その会社のエンジニアとしてプロフェッショナルになる!というような場合ならいいんですが、そうじゃないならあまり美味しくないな、というのが僕の正社員エンジニアの印象です。
②無料のエンジニアスクールに通って転職先を斡旋してもらう
無料のエンジニアスクールに通い、そこでITスキルについての知識を教えてもらって、少しでも戦力となった状態で斡旋された転職先に就職する。
この方法はここ数年で話題となって取り上げられている方法ですね。
プログラマカレッジやGEEK JOBといったスクールが代表的ですが、1~3か月の学習ののちにスクールと提携しているIT企業に就職できるという点が魅力です。
また、他の方法と違い専門家に初期知識をある程度教えてもらえることで、就職後挫折することなくスキルアップに進んでいけるのは大きなメリットでしょう。
ただ、エンジニアスクールに関しては
- 就職先が東京に限定、20代でないと入校が難しい
- 斡旋先がスクールの提携先で、自分好みの会社があるかどうかは分からない
という点がデメリットとして存在します。
今の住んでいる地域が関東で、スクールの条件に合っているのなら挑戦する価値はあるのですが、そうでない場合は避けた方がいいとも言えます。
なぜ未経験から派遣エンジニアになるのがオススメなの?
では、なぜ派遣エージェントを利用して派遣エンジニアになるのが、未経験から挑戦する場合はおすすめなのでしょうか。
理由は主に3つあります。
- 正社員でエンジニアになるより派遣の方が待遇がいい
- 派遣でエンジニアをやるとスキルアップに専念できる
- 派遣のほうが正社員より転職のハードルが低い
ひとつずつ順番に解説していきますね!
①正社員でエンジニアになるより派遣の方が待遇がいい
僕が未経験から派遣エンジニアになったとき、いただいた時給はいくらだと思いますか?
2017年時点での話になるのですが、当時時給1500円で未経験から挑戦することができたんです。
実際の実体験はこちらから↓
つまり、1か月の労働時間が大体160時間だとして、1500×160=24万円になるわけです。
この金額って正社員で未経験エンジニアやるのとほぼ同じか、それより上というところなんですよ。
正社員エンジニアだと年収250~300万円くらいがいいとこですからね。
派遣だと残業をすると時給が1.25倍になるし、残業が1カ月20時間くらいあるとしたら普通に年収300万は超えてきます。
それでいて正社員と同じく福利厚生もしっかりしてるので安心。
正社員だと到底入れないような一流大手企業にも、派遣なら割と簡単に入れてスキルアップできたりも。
あと案件先で不満なことがあったらエージェントに連絡したら間に入ってくれるし、正社員より転職は融通が利くので次の案件を探せるのもメリットですね!
②派遣でエンジニアをやるとスキルアップに専念できる
派遣社員は自社の社員ではなく、あくまで派遣元のエージェントから派遣されてきた一時的な戦力です。
なので、会社の機密情報に関わることや社員がやるべき業務に関しては、基本ノータッチでいられます。
これが非常にありがたい!
得てしてこういった業務ほど、スキルアップにつながらない雑務や書類作成といったことが多く、純粋にエンジニアとしてのスキルアップに専念できないんですよ。
単純に業務量が増えて残業になって、自分の時間が削られる、しかも正社員で見込み残業とかだったら最悪ですよね。
その点派遣エンジニアだと、純粋にスキルに直結することを中心に業務をおこなうことが多いです。
残業についても、社員より多くなることも少ないはず。
なので、正社員よりも早いレベルアップが見込めるんです!
エンジニアのレベルアップには実務経験を積むことが最優先事項なので、それを最も叶えやすい派遣エンジニアは魅力的ですね。
③派遣のほうが正社員より転職のハードルが低い
普通は逆じゃないの?と僕も転職当時思っていました。
おそらく昔は逆だったんだと思います。
一時的な派遣社員を取るより、正社員として1から育成してプロフェッショナルとして育てていく。
それがベーシックな方法だったんです。
しかし現在、正社員で未経験OKのエンジニア案件と、派遣で未経験OKのエンジニア案件はむしろ派遣の方が多いんじゃないか?というくらいの感覚になってきています。
これは、多分現代人の働くことへの意識が変わってきたから。
昔の終身雇用制と違い、今は正社員でも簡単に仕事を辞める時代。
せっかく未経験から育成した期待の戦力が、途中で退社してしまうのは会社にとってはとても大きな痛手です。
正社員として雇うのはめちゃくちゃコストがかかるんです。
それなら、最初は派遣として来てもらい、スキルや人柄を見定めていい人材には正社員をオファーし、そうでもないなら切り捨てるほうが会社にとってもダメージが少ないというわけ。
これが未経験エンジニアの案件で正社員より派遣のほうが案件があるカラクリなんです。
僕たちはこれを利用しない手はありませんよね。
派遣を利用してさくっと未経験からエンジニアになろう!
以上が僕がエンジニアに未経験から挑戦するなら派遣がおすすめな理由でした!
実際にエンジニアになれたあとは、その現場でしばらくスキルアップするもよし、正社員となってスペシャリストを目指すもよし、1年くらい経ったあとに案件を変えて時給を上げていくもよし。
僕の場合はそうして1年ごとに案件を変えてスキルアップを繰り返した結果、3年目にフリーランスとして独立することもできました。
それもこれも、最初派遣エンジニアという形を選んで実務経験を積み、一歩目としてのスタートを順調に切れたおかげです。
これからエンジニアになろうとしているあなたも、まず派遣エージェントに登録して未経験OKの案件を探すところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
僕のオススメエージェントはこちらから↓