派遣で未経験からWebマーケターに転職するメリットとデメリットを解説!

ネットワークエンジニアの男性派遣社員

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IT・エンジニア・Webの派遣

こんにちは。私はハラキットと申します。

私は20代後半のとき、Web業界未経験からWebマーケターへ転職しました。その際、私は人材派遣会社を使って転職をしています。

現在は数回の転職を通じて上場企業の会社員となり、クライアント企業でWeb広告運用を始めとしたWebマーケティング支援を担当しています。

そのため、未経験からWebマーケターへの転職を考えている人に向けて、派遣サービスを活用して未経験転職を実現することについては、普通の人よりも詳しく、自らの体験談に基づくお話ができます。

この記事では、これからWeb業界の就業経験が未経験であってもWebマーケターへ転職を実現したい!と考えているあなたに向けて、記事を執筆いたしました。

この記事を書いた人

ハラキット様

ハラキット

大阪→東京に移住したWebマーケター。20代後半から派遣を通じてWeb業界に転職。現在はWeb広告運用に従事。数々の転職失敗経験を基に、IT/Web業界でキャリアを作る人向けのヒントになる情報を発信します。正社員から契約・派遣、日雇い、無職まで一通り経験済み。

未経験からWebマーケティング転職するルートは3つ

まずそもそもとして、未経験からWebマーケターへ転職するにはどういうルートが有るのかを知る必要があります。

そしてそのルートは、大きく分けて次の方法が考えられます。

  • 正社員求人の応募
  • オンラインスクールを経由して転職
  • 人材派遣サービスの活用

それぞれ説明しますね。

①正社員求人の応募

まずひとつが、正社員求人へ応募する方法です。

何のひねりもないやん!と思われる方もいるでしょう。ですが実際Webマーケターへの転職は、求人さえ見つけられれば未経験転職は可能です。

特に、第二新卒や既卒学生向けの求人であれば、「未経験者歓迎」の求人であれば十分転職を狙うことは可能です。

②オンラインスクールを経由して転職

次にオンラインのスクールを活用することです。

未経験からWebマーケターへの転職をする際、多くの人が悩むのは「スキル」ではないでしょうか?

実際、Webマーケターに求められるスキルや知識としては、Web広告の運用やWebマーケティング戦略、広告への知識や運用スキル、更にはExcel・パワーポイントといったオフィス系ソフトの操作方法、マーケティングの専門的知識など、幅広く求められます。

オンラインスクールでは、上記のようなスキルや知識面において、短期間で徹底的に身に着けていくので、転職後はスムーズに仕事に取り組めるメリットがあります。

その代わり、通常の転職サービスと違って比較的多額のお金が掛かる点は注意が必要です。

③人材派遣サービスの活用

そして3つ目は、人材派遣サービスの活用です。

正社員の転職との違いは何かあるの?と気になる人は多いでしょう。また、派遣だと雇用身分が不安定なのでは?といった不安を持つ人もいるはずです。

この記事では、派遣を使うことについて徹底的に解説しますので、人材派遣を使うことの詳細は次の段落で詳しく解説しますね。

派遣を選ぶ3つのメリットとは?

派遣-女性,はてな,台東区

まずは派遣を選ぶことのメリットから説明していきますね。

ずばり、派遣を選ぶメリットは次の3つにあります。

  • 大きな費用が掛からない
  • 比較的短い時間で転職が可能
  • IT/Web業界での実務経験がなくても転職しやすい

それぞれ解説していきます。

メリット①大きな費用が掛からない

まず第一に、未経験転職においてお金が殆ど掛からない事が挙げられます。

近年注目を集めているエンジニア転職の場合、転職支援のついたプログラミングスクールを経由して、ITエンジニアやインフラエンジニアに転職するのがムーブメントとなっていますよね。

もちろん、Webマーケターでも先述の通り、スクールを経由して基礎知識を身につけながら転職をすることができますが、懸念点としてはお金が掛かることです。

金額としては、安くて200,000円程度、高いところでは500,000円以上が必要になります。分割支払いに対応しているとはいえ、それでも費用の工面には悩む人が多いハズ。

しかし派遣であれば、そうしたスクールに必要なお金は掛からないため、転職のためのお金はほとんど掛かりません。転職にお金をかける余裕がない人には、派遣は魅力的な選択肢の一つです。

メリット②比較的短い時間で転職が可能

派遣での転職は、一般的な正社員の転職と比較すると、短期間で就業が実現しやすいです。その理由は、やはり正社員と派遣とでは求められる役割が違うためです。

正社員は、その会社の幹部や将来経営・マネジメントを求められます。一方で派遣の役割は、最も軽くて「一時的な労働力・人手の不足を補ってもらう」ことだからです。

そのため、就業先企業における仕事のサポートであったり、正社員のアシスタントといったことができそうだと就業先企業に思ってもらえれば雇用契約を結びやすいのです。

少しでも早く仕事をしてお金を稼がないといけない、というような状況であれば派遣を選ぶのは一つの手段といえます。

メリット③IT/Web業界での実務経験がなくても転職しやすい

IT/Web業界が他の業界(メーカーや商社、小売など)と比較して特徴的なのは、過去の経歴以上に、あなた自身のスキルやできることはなにか?といった「実力」で仕事が決まりやすいことです。

他の産業と比較して、業界の歴史が浅いことや、公務員のような年配の人が多い業界ではないため、若い人でも比較的活躍しやすいのが特徴です。

実務経験が全く考慮されないわけではないですが、それでも過去の学歴や職歴だけで書類が通過できない他の業界と比較すると、かなりフラットに評価される業界です。

なので、現時点での実力を磨くこと、これから「この人は伸びそうだ」と思ってもらえさえすれば、転職を実現しやすいのです。

派遣を選ぶ3つのデメリットとは?

派遣-女性,はてな,葛飾区

派遣を選ぶ際のデメリットについても見ていきます。
あらかじめデメリットを知っておくだけでも、様々なリスクを回避することができるので、メリット以上にしっかりチェックしてほしいです。

  • ハズレ求人を紹介される可能性あり
  • 賞与が無い等の待遇面で劣る可能性がある
  • 自分の意思に反して契約が終了する可能性あり

デメリットについても解説していきます。

デメリット①ハズレ求人を紹介される可能性あり

派遣のリスクとしてまず気をつけるのは、ハズレ求人です。

ここでいう「ハズレ」とは何かなのですが、それはズバリ「どんなに時間を掛けても価値のあるスキルが身につかない」求人のこと。

派遣は先述の通り、あくまでも一時的な労働力のフォローであることもあり、任せられる仕事は誰にでもできるようなドキュメント作成やExcel操作で終止する可能性があります。

しかしオフィス系操作だけできてもWebマーケターとしての市場価値は上がらないため、いつまで経っても低い報酬で働き続けなければならなくなります。

これは派遣のコーディネーターに「スキルが身につく案件を紹介して欲しい」と交渉して、何としてでも避けなければなりません。何を隠そう私自身が、これで失敗していますので。

デメリット②賞与が無い等の待遇面で劣る可能性がある

待遇面でいうと、派遣は正社員と比較して損と感じてしまうことが多いです。

実は時給換算すると、むしろ派遣の方が高いケースは結構多いのですが、派遣の場合だと賞与(ボーナス)や退職金等はゼロであることがほとんどです。

また正社員の場合だと昇給制度があるため、特に長期で働けば働くほど派遣の方が待遇面で劣ってしまう可能性も起こりえます。

派遣で就業する期限を自分の中で決める、紹介予定派遣求人に応募して正社員になることを目指すなどすれば、これらのデメリットは解消できるでしょう。

デメリット③自分の意思に反して契約が終了する可能性あり

派遣を選ぶことの最大のデメリットはこれでしょう。ずばり、自分の意図しないタイミングで契約満了となるケースです。

これについては、必ずしも派遣社員の勤務態度が悪かったことが理由になるとは限りません。むしろ、会社の業績悪化や人事体制の変化といった、派遣社員にはどうすることもできない場合もあります。

これはどちらかというと、就業する企業が抱える問題が大きいと思うので、派遣のコーディネーターから紹介された企業について判明したら、事前に調べるなどしてできる限り情報を集めることをおすすめします。

Webマーケターへの転職を失敗しないためには

指をさす女性

メリットとデメリット、それぞれについてイメージができたと思います。

メリットはともかく、デメリットについては対策ができないの?と思いますよね。

ここで紹介する対策は、必ずしもリスクを減らせるわけではないですが、それでも地雷回避には役立つものばかりです。

対策①事前学習を徹底する(例:GoogleやYahoo!の資格を取得)

実務未経験から転職ができるとはいえ、事前に何も準備をしないで転職に挑むのは命知らず、無謀です。

なぜなら、何も知識武装なりスキルを何も持っていなければ、派遣会社も企業に人材紹介ができないし、仮にできたとしても、誰でもできる簡単作業の求人しか紹介してくれないため、就業できたとしても全くスキルが磨かれず、時間の無駄で終わります。

そうならないためにはどうしたらいいか。具体的な対策としては「資格の取得」が挙げられます。

Webマーケターにおいても取得できる資格があります。例えばアクセス解析系ならGoogleアナリティクス個人認定資格、Web広告の分野ならGoogle広告の認定資格があります(Yahoo!広告のプロフェッショナル認定資格もありますが、現在は停止中)。

これらの資格は、実務を経験していないと難易度としてはかなり難しい方ですが、持っているか否かで仕事への理解も深まるだけでなく、実務経験を積むチャンスが巡りやすくなります。

広告の運用はクライアントの予算を預かる仕事である以上、一定の信用がなければ仕事を依頼するのが難しいからです。

そのため、実務未経験とはいえ、自分が取り組みスキルを磨きたいと思う仕事については事前に知識をインプットし、あわよくば資格取得といった形で実績に残しましょう。

対策②Excelのスキルを磨く(四則演算からVlookup関数、ピボットテーブル等)

Webのマーケティングは、とにかく数字を扱います。つまり、数的処理を扱えるオフィス系ソフト、特にExcelの操作スキルは最低限持っていてほしいスキルです。

どこまでできれば良いかというと、簡単な四則演算は当然のこと、Excel関数への理解も必須です。特に、SUM関数、IF関数、VLOOKUP関数などはマスターして欲しいです。

それに加えて、ピボットテーブルについても、多少使ってみて感覚的にどんなことができるのかを理解しておけば、現場で数値分析をする際に困ることは大きく減るでしょう。

現在の仕事で使うことが多くなければ、書店にあるExcelの書籍を使って勉強するぐらいで十分かなと思います。

対策③派遣就業を通じての目的(志望動機)を明確に持つ

これは派遣に限らずですが、未経験転職で最も問われるのは「なぜその職種に転職しようと思ったのか?」という志望動機の面です。

おそらくWebマーケターを目指す人の多くは、「在宅で働きたい」「将来性のある仕事につきたい」といった部分が本音だと思いますが、企業側もそういう意図は理解しているので面接の場であえて言う必要はありません。

企業が気にするのは「この人は未経験で入った後、思ってたのと違ったといってすぐ辞めたりしないかな…?」という点です。なので、この疑問を払拭できる回答が必要になります。

例えば「将来はWebマーケティング支援をしたいが、現状は広告の知識とスキルが乏しいため広告運用の技術を磨きたいから」といった自分なりの転職の理由を用意しましょう。

また派遣の場合「なぜ派遣を選ばれたのですか?」ということもよく質問されます。

これについては人によって答えは変わります。スキル習得に集中するためとか、正社員含めて幅広く探した結果派遣が一番良かったとか、各自で答えを用意してください。

おすすめの派遣サービス3選!

私個人の目線でオススメできるサービスを紹介します。

オススメ1.Modis(アデコ)

Modisのアイキャッチ画像

運営元は派遣大手のアデコ。

職種未経験からの転職やスキルアップ制度(Modis Enginner Academy)が充実しており、支援体制も厚め。

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オススメ②パーソルテクノロジースタッフ

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道玄坂の大手IT企業や大手コンサル会社など、優良企業求人が多い。

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オススメ③マンパワー

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派遣サービスの中でもスキルアップ・福利厚生制度が豊富。

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詳しくは以下のリンクでも詳しく解説しているので、是非チェックしてみてくださいね。

未経験から始めるIT/Webマーケティング
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最後に:派遣を上手く使うことで未経験でもキャリアは創れる!

いかがでしたでしょうか。

「派遣」という言葉を見聞きすると、どうしてもネガティブなイメージを感じたり、正社員と比較すると不遇に扱われているのでは?と不安に感じる人も多いでしょう。

確かに派遣人材をただの消耗品として扱う人材会社や事業会社があるのは事実ですが、たとえ派遣であっても、適切なサービスを選び、就業先企業での働き次第で、Webマーケターとしてのキャリアの土台を作ることは可能です。

Webマーケターへの転職については、手段が複数あるからこそ自分はどの手段を選ぶべきなのかと迷う人も多いでしょう。そのような中で、「派遣」という選択肢について、一度検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。

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