
この前「派遣社員だと結婚は難しいんじゃない?」って友人に言われたんだけど、やっぱり結婚は難しいのかな…。

いや、実は派遣社員って出会いが多くて、ちゃんと結婚している方もいます!
結論を言いますと、派遣社員での結婚は難しいですが、出会いのチャンスは多いです。
ただ、「派遣社員は非正規雇用だから結婚に不向き」と思いこんで、派遣社員の結婚のポイントを押さえない方が多いです。
これは本当にもったいない話です…。

それでは、派遣社員の結婚について詳しく見ていきましょう!
派遣社員って結婚できるの?
派遣社員は出会いが多い
派遣社員は正社員に比べて時間的拘束が少なくて余裕があります。
また派遣社員には残業がほぼなく、自由なライフスタイルを構築しやすいです。
そのため、婚活パーティーや飲み会、合コンなどに積極的に参加できます。

もちろん、進展もなく連絡先交換で失敗すれば、その相手との関係は終わりかねません…。
飲み会や異性の多い職場は出会いが生まれやすいですが、タイプの人に出会える確率はあまり高くないです。
というのも、相手との共通点が無いと会話を盛り上げるのは難しく、同じ職場で恋人を作ると別れた時に気まずくなるからです。
可能であれば職場以外で見つけるのがよいでしょう。
そのため、派遣社員が結婚を前提として効率的に理想の人と出会うには、異性の多い職場での勤務や飲み会のようにむやみに共通点のない人と会うのではなく、初めから共通点のある人との出会いを作ることが重要です。

派遣社員の出会いについて、こちらも併せて読んでみてください!

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派遣社員でも経済的に配偶者をサポートできる
派遣社員になると未経験職でも時給1500円~2000円以上の求人が多く、配偶者が諸事情で働けなくなっても、正社員の事務職以上は稼げます。
派遣で稼げるのは意外かもしれませんが、大手派遣会社から求人を探すと案外見つかります。
経済的にも家庭を支えて、家事以外で配偶者のサポートもできます。
他人からの評価はあまり気にしないほうがいい
派遣社員として働くことに関して、周りからの評価を気にしているのは日本だけです。
たとえばアメリカでは、正規雇用者および非正規雇用者の立場が対等で、立場の違いではなく言葉の使い分け程度としての意味でしか使われていないのです。
それは派遣社員のような非正規雇用者でも、正規雇用者より稼ぐ実態を周りが把握しているからです。
縦社会の日本ではあまり考えられないですね。
また結婚を考える派遣社員のなかには義母からの見られ方を気にされる方が多いのですが、ここにおいて義母というのはそもそも友好関係を築くべき相手ではありません。
義母の方からすればあなたの欠点を見つけることが仕事で、歩み寄るだけ時間の無駄なのです。
派遣社員だろうとそうでなかろうと、結婚を否定する相手は「否定する」のが仕事なので何も気にすることはありません。

「派遣社員=結婚できない、してはいけない」と考えるのだけはやめましょう。
派遣社員でも結婚報告はすべきなの?
結婚により公的手続きが必要なため、派遣社員でも結婚報告はすべきです。
役所に婚姻届を提出して正式に法的に夫婦になると、夫婦のいずれかは名字が変更されます。
名字が変わると、会社側で税金などの名義に関する手続きが必要だからです。
「結婚しても名字が変更されないから報告する必要はない」とお考えの方もいますが、結婚することで税金の「配偶者控除」を受けられるパターンもあります。

もし会社への結婚報告が遅れると、かなり迷惑になるので注意しましょう。
派遣社員で結婚報告するならお早めに!
結婚するにあたって、入籍の前後に休暇を取られる予定があるのであれば、少なくとも1ヶ月前には伝えるべきです。
順番としては、派遣会社→派遣先企業の流れで報告するのが最適です。
また派遣会社側は、ご自身がお仕事を休んでいる間の代替スタッフを手配しなくてはなりません。

入籍前後で休暇を取らずとも、1ヶ月前~2週間前には伝えておくべきですね。
派遣社員の結婚に関する体験談まとめ
派遣社員の結婚に関する体験談をまとめました。こちらも参考にしてください。

30代後半/女性/埼玉県在住/事務職
私は結婚する前から派遣社員でしたが、結婚前の職場は残業多く、通勤が片道1時間半近くあり、朝は7時30頃に家を出て22時30過ぎの帰宅が当然のような職場で勤務していました。
結婚してからはあまりに激務なため、家事と仕事の両立ができないことがストレスになり、その職場を退職し、同じ大手派遣会社からの紹介で現在の職場に移りました。
今の職場は定時出社が早いため、朝は同じ時間に家を出発しますが、家から近いことに加えて残業が多くないので、遅くても18時半には家に帰れるので、派遣先を変えて良かったなと思っています。
私は妊娠できない体であることと、会社が求めていたスキルと職歴があったこと、その派遣会社での勤務歴が長くて信用性があるとかで、何とかギリギリで採用を承諾してもらえましたが、スキル・職歴・在籍歴がなかったら採用してもらえなかったと思います。
なので、結婚をきっかけに派遣先を変えるするのではなく、結婚後に旦那さんの転勤が出てきたときに、どうするか考えた方がよいと思います。

20代後半/女性/東京都在住/営業職
結婚をきっかけとして同じ会社で正社員から派遣社員になりました。
具体的なメリットとしては組合活動や社内行事に出なくてよくなったこと。転勤の可能性がなくなったこと。
あと家事とフルタイムの両立は結構きつかったので契約社員になって始業時間を1時間遅らせてもらいました。
私の派遣先の会社では契約社員は時給で給料が入りますし、契約書で就業時間を決めているため、他の人と足並みを合わせる必要もなく、随時要望に合わせて条件を変えてもらえます。
デメリットはお金です。
もちろん収入は減る上にボーナスもありません。派遣だと場合によっては交通費がでないところもあります。
あと、わざわざ辞めて新しい職場へ転職はあまりオススメしません。転勤や妊娠ですぐに働けなくなる可能性もありますし、続けられるのであれば、業務に慣れた会社にいる方が融通がきくことが多いと思います。
私の場合は、正社員をとりあえず続けて、時短やフレックスで働き方を変え、転勤や妊娠で退職したらそこから派遣やパートに移るというものです。
ぜひご参考になればと思います。