今の派遣先を退職するんだけど、作業服のクリーニング代って自己負担なの?それとも会社負担なの?
基本は派遣社員側がクリーニング代を負担します。バイト派遣先が出します。でもクリーニング代に関するトラブルって、結構あるんですよね…。
派遣先によっては工場の作業服や制服を与えられて勤務する方もいます。退職の際は返却が必要なのですが、この時クリーニング代の負担はどうするのか、わからないものです。
また長期の派遣、短期の派遣で対応は変わるのかも気になるところ。
今回はそんな派遣社員の退職時の、作業服・制服のクリーニング代負担の事情について徹底解説していきます。
派遣退職時のクリーニング代は自己負担?
基本的にクリーニング代は自己負担です
明確な決まりはありませんが、長期の派遣だろうと短期の派遣だろうと、基本的にクリーニング代は自己負担だと思ってください。
もし派遣先で負担してくれる場合は、それに従ってOKです。
自分自身でクリーニング代を負担して返却すれば、”立つ鳥跡を濁さず”で相手への印象も良くなりますよ。
単発派遣の場合は派遣先持ちが多い
長期は短期ではなく、単発の派遣の場合は”派遣先の負担”が多いです。
日常においての洗濯代やクリーニング代はさすがに派遣社員の負担ですが、退職の際は派遣先が持つケースが多いです。
電磁波よけのエプロンはクリーニング不要
派遣先によっては、パソコン作業の際に電磁波を受けないように、電磁波避けエプロンを貸与される場合があります。
この電磁波避けエプロンはクリーニングがそもそもできませんので、その点は注意してください。
迷った時は派遣元(派遣会社)に相談しよう
オフィスや工場、店舗などで貸し与えられる制服やユニフォームは違います。扱い方も異なります。
もしクリーニングの対応で迷った場合は、とりあえず派遣元(派遣会社)に相談して確認してみてください。
派遣社員のクリーニング代のトラブルは多いので注意!
クリーニング代は会社負担なのか自己負担なのか、些細な話ですがもめる方は多いんです。関係性を崩さないためにも注意しなければいけません。
あまり大ごとにしてしまうと、派遣会社のブラックリストに載る可能性も否定できません。ブラックリストに載ってしまうと、次の仕事を見つけにくくなってしまいます。
退職の際わだかまりを残さないためにも、スムーズに次の仕事を見つけてもらうためにも、派遣の退職時のクリーニング代は自己負担がおすすめですよ。
クリーニングじゃなくて洗濯でもいいの?
「クリーニングだと500円~1,000円くらいかかるし、洗濯で済ませたい」とお思いの方も多いでしょう。
確かにユニフォームを綺麗にして返す点では洗濯でもいいかもしれませんが、結論から言うと洗濯してからの返却はお勧めしません。
ヘタに自分で洗濯して変色やシミを出すと弁償沙汰になりかねないです。クリーニング業者は服をきれいにするプロですし、任せてしまうのがラクで無難ですよ。
そもそもクリーニングができない服を貸与される場合もありますので、その場合は適切な方法でキレイにしましょう。
洗濯したらバレる?バレない?
クリーニングはめんどくさいから洗濯にしよう、と思うかもしれませんが、規定事項として”退職の際にクリーニングをして制服を返却すること”が決まっている場合、洗濯してもバレます。
規定があると大抵の場合はクリーニング店のタグまで見られますので、無い場合はすぐにバレるでしょう。
返却方法が違うと発覚してトラブルになったら面倒です。やはり無難にクリーニングを出すべきと考えます。
ハンガーやビニールの処理はどうする?
クリーニングした服が戻ってくる時、ハンガーがくっついたままのケースがほとんどです。このハンガーの処理って困りますよね。
クリーニング完了後のそのままの状態で返却すればOKですので、ハンガーはつけっぱなしでも構いません。もちろんビニールもです。
もし何かしら指定がある場合はそれに従いましょう。
まとめ
派遣の退職時には何かと面倒なことがつきものです。クリーニング事情もそのひとつ。
クリーニング代の自己負担は納得がいかないかもしれませんが、気持ちよく退職して次の仕事に就けるようにも、自己負担で済ませるのが無難です。
へたにトラブルを起こしてもメリットはありませんので、適切な対応を心掛けていきましょう!