派遣事務を未経験でやりたい。
といってもさまざまな種類の仕事やそれに応じた資格があってなかなか見定めるのは大変ですよね。
今回は代表的なお仕事とそれに応じた資格やスキルを3つ紹介していきたいと思います。
どんな仕事があってどんな資格が必要?
今回紹介していくのは
- 事務系の仕事
- 英語力を活かした仕事
- 経理職の仕事
この3つは似ているようで違ったスキルや資格が必要なことが多いのでそこを注意して解析していきます。
事務系の仕事に必要なスキルと資格は?
この仕事ではパソコンを用いた業務が多いため、パソコンの知識などは必須になります。
具体的に
- Word
- Excel
- PowerPoint
上記3つはOAソフトの基本なものです。
このOAソフトを販売しているマイクロソフト社が開催しているマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)という試験に合格するとパソコンスキルを証明することが出来ます。
MOSの試験内容とは?
この試験は難易度が2種類あって、一般レベルの難易度のスペシャリストレベルと上級レベルの難易度のエキスパートレベルがあります。
そして、対象のOAソフトは
- Word
- Excel
- PowerPoint
- access
- Outlook
ですまた受験には毎月1~2回実施される全国一斉試験と各試験会場ごとに実施される随時試験があります。
- 全国一斉試験について
全国一斉試験は全て全国同じように決められているため、問題の難易度や受験料の支払い方法もどこで受けても一緒です。クレジットカードが使えるので現金で払うのがめんどくさい人などにおすすめですね。
- 随時試験について
随時試験は全国一斉試験と異なり試験会場ごとに決まりがあるため、平日でも試験が受けられたりするので試験日程に融通が利きます。しかし、問題の質や難易度が一定でないので落ち着いて試験を受けたい人にはおすすめできないです。
試験の対策方法は?
試験の対策方法は2つあって
- 試験教材で対策する
これは試験教材を自分で買って独学で学習するという方法です。費用は教材代だけで済みますが、自分で勉強する習慣を身につけないといけないため自分との戦いになると思います。
- スクールで対策する
スクールで対策する場合は、マイクロソフト社のホームページで探す方法が一番良いと思います。さらにソフトを使いこなしたいという人は、ソフトの無料講座が3つの難易度で用意されているのでこちらも活用してみてください。
英語力を活かした仕事に必要なスキルと資格は?
最近語学ブームで英語を話したい、話せる人も増えてきたと思います、
特に最近派遣でも正社員でも需要があるのはTOEICです。
英語に自信があって派遣の仕事に役立てたい人は、まずこのTOEICで700点以上取ることを目指してみましょう。
TOEICて役に立つ?
最近日本の会社でもTOEICの点数が昇格条件になっていることも珍しくないです。
スコアの目安として、営業部門の社員で487点、海外部門の社員で687点です。
700点以上を取れば派遣で海外の仕事も視野に入れることができるため英文事務なども仕事の幅が確実に増えます。
TOEICの対策方法は?
TOEICは10点~990点までのスコアがあり、最近はTOEIC専用の英単語や文法、リスニング対策の本がいっぱいあるため試験教材や対策本で対策していくのが良いと思います。
しかし、本当に多いため、自分に合ったレベルの物を選ぶようにしましょう。
TOEICの試験はいつあるの
TOEICの試験は2月、8月を除いた毎月1回あり、試験会場も全国80都市あります。
さらに初回の受験料は税込み5725円ですが、インターネットで申し込むと1年後の受験料が割引価格の税込み5092円になります。
ですので試験になれるためにある程度対策したら実力試しに受けてみるのもおすすめです。
経理職の仕事に必要なスキルと資格は?
派遣での経理職というと実務経験が重要視されて未経験と程遠いイメージがありますよね。
しかし、簿記の基礎知識がある場合は、派遣としてのお仕事の幅がかなり広がります。
そこでおすすめする資格が日商簿記の資格です。
日商簿記の試験日や難易度は?
日商簿記には4級~1級の難易度があり、級数によって試験日が異なります。
さらに試験会場によって申し込みの受付方法と日時も異なるため、きちんとホームページで調べておきましょう。
どの難易度の日商簿記を取ればいいの?
派遣で経理職を目指したい人は最終的には2級以上の取得が好ましいです。
ただし2級の試験は年に3回しか実施されないです。
試験時間は120分で商業簿記と工業簿記の科目で5題以内出題され、70%以上取れば合格です。
合格率は年度によって異なりますが約13%~30%くらいときちんと対策しないと合格は難しいと思います。
対策方法は?
対策方法は、参考書や問題集を用いた独学で勉強する方法と専門講座を持つ学校に通う2種類あります。前者は費用が抑えられるメリットがあり、後者は費用は高いが合格する可能性は高まると思います。
最後に
全体的に言えることですが、派遣でも実務経験がないからこそ、自分自身のやりたい職種や業種を的確に理解し、活かせる資格を見極めることが大事だと思います。