派遣クビになっちゃった!
どうしたらいいのぉ~!
クビになってしまったときの対処法を紹介いたします!
最近、派遣社員の数は年々増加傾向にあります。
今後もどんどん増加していくでしょう。
そんな中、派遣社員にとって最も恐いのは、契約が更新されないこと。
では、万が一派遣会社からクビを食らってしまったら、どう対処したらいいのでしょうか。
この記事では、そんなクビに対する対処法から、クビにならないための方法まで詳しくご紹介していきます!
簡単にまとめましたので、ぜひ度一読ください!
派遣会社をクビにされたときの対処法
派遣会社をクビにされてしまった方は今非常に焦っていることでしょう…。
そんな方々のために!
まず最初に、派遣会社をクビにされてしまった場合の対処法をご紹介いたします!
①不当なクビではないか確認する
②弁護士に相談
①不当なクビではないか確認する
クビ(契約更新なし)をいわれたときにはまず、派遣会社がい言っていることなのか、派遣先企業が言っていることなのかを確認しましょう。
どちらからの申し入れなのかが分かった時点で、契約書を確認してみてください。
派遣先企業であれば契約満了もしくは契約解除。
派遣会社であればその解雇が、しっかりと契約通りに行われているかどうかを見てみましょう。
雇用契約書、契約書の内容と違う状況なのであれば、それは不当なクビである可能性があります。
②弁護士に相談
そのクビが不当なものだとわかり、派遣会社、派遣先企業、どちらに責任が問われるのかを確認したところで、弁護士に相談してみましょう。
状況によって、どのように対応するべきなのかを教えてくれます。
派遣社員自身が不当なクビであることを派遣会社、派遣先企業にいっても、おそらく取り合ってくれません。
相手が弁護士であれば、対応措置を取ってくれることでしょう。
派遣会社、派遣先企業側もそうするしかなくなりますからね…。
弁護士に相談する他に、労働組合に加入するという方法もあります。
労働組合とは?
労働組合は「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、すなわち、労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。
(引用元:厚生労働省 労働組合)
不当なクビをそのままにしておくと、履歴に残ってしまうので、次の働き手を探すときに「クビにされた人」として企業があまり取り合ってくれない可能性があります。
しっかりと解決させておく必要がありますね。
クビになる人の特徴って?
そもそも、派遣社員は正社員に比べてクビにされやすい存在です。
無期雇用でコストのかかっている正社員より、有期雇用でコストのあまりかかっていない派遣社員は企業側からすると、やめさせやすい傾向にあるのです。
また、即戦力が売りの派遣社員はその期待度が高いのでクビになりやすいというのも考えられます。
では、そんな中で、クビになりやすい派遣社員というのはどのような特徴を持っているのでしょうか。
派遣社員に限らずどんな立場の人にもいえることですが、大事なことなので押さえておきましょう。
4つ紹介していきます。
①協調性がない
②遅刻・欠勤が多い
③礼儀・マナーがなっていない
④仕事の処理能力が低い
①協調性がない
即戦力であることが派遣社員の売りであることは先ほどご紹介してきました。
スキルを持っていて、プライドがあるからこそ、協調性をおろそかにしてしまう人は割と多く見かけます。
ひとりが協調性をおろそかにしてしまうと、他のスタッフは気分を損ねますよね。
そうすれば当然不満も出てきます。
それらは仕事の滞りにもつながっていきます。
言い方は悪くなってしまいますが、そのような協調性に欠く人は「この派遣社員は会社にとって害になってしまう」と会社から判断を受ける可能性があるのです。
②遅刻・欠勤が多い
派遣の仕事はほとんどの人が時給制です。
求人内容によってはあまり責任の問われないような単純な仕事のものもあるでしょう。
そうすると、どうしても派遣に学生のアルバイトの感覚を抱いてしまうこともあると思います。
ですが、派遣社員は派遣先企業側からその能力を期待されていることが多いので、アルバイト感覚で緩く臨んでしまうと、期待以下だったとして、クビになりやすくなってしまいます。
遅刻・欠勤に関しても同じことがいえます。
たとえ「正社員ではなく派遣だから」といって、遅刻・欠勤に対してルーズになってしまえば、電車の遅延や急病などの仕方のないような理由でない限り、「仕事へのモチベーションがない」と判断されてしまいます。
ただ、そんな休んだり遅刻してしまったりして仕方のないような理由だったとしても、あまりにも頻繁なのであれば、マイナスの評価につながりかねません。
また遅刻・欠勤の連絡が遅かったりすれば、それもマイナス評価に繋がっていきます。
③礼儀・マナーがなっていない
どんなに仕事ができていたとしても、「お疲れ様です」「おはようございます」など、社会人として基本的な挨拶ができていなければ、会社の中での印象は悪くなってしまいます。
礼儀・マナーがなっていないことで、会社内の雰囲気を悪くしてしまうのであれば、クビになってしまうことも当然出てきます。
④仕事の処理能力が低い
①~③のような仕事以外の点では完璧であったとしても、派遣社員でいるならばやはり仕事面にも気を付けなければいけません。
派遣先企業は派遣社員に担当業務をしっかりと行ってもらうことを期待しています。
そのような中で、頼まれた仕事をできなかったり、忘れたり、異常に時間がかかったりしてしまうと「仕事の処理能力に欠ける」と判断されてしまいます。
求人を探す際に、自分のスキルに見合った求人を見つけ出し、スムーズに仕事にとりかかれるようにするといいですね。
派遣社員がクビにならないようにする方法とは?
どんなにスキルや強みを持っていたとしても、派遣先企業の雰囲気を壊すようなことをしないことが大切です。
企業には、それぞれが特有の環境を持っています。
なので、「クビになりやすい派遣社員の特徴」を見てわかるように、仕事のできるかできないかよりも、会社の雰囲気を壊さないかどうかに重きを置かれることも多いのです。
派遣だからといって気を抜かず、派遣先の社員との交流も大事にしていきましょう。
日々まじめにコツコツと仕事に取り組んで信頼を得ていけば、契約更新もより安定したんものとなっていくでしょう。
まとめ~派遣社員のクビを考える~
ここまで、クビの宣告を受けてしまった人のための対処法や、クビになる派遣社員の特徴、クビにならないための方法などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これまでご紹介してきた内容を簡単にまとめておきますね。
派遣会社をクビにされたときの対処法
- 不当なクビではないか確認する
- 弁護士(または労働組合)に相談
クビになる人の特徴
- 協調性がない
- 遅刻・欠勤が多い
- 礼儀・マナーがなっていない
- 仕事の処理能力が低い
派遣社員がクビにならないようにする方法
- 派遣先企業の雰囲気を壊さないようにする
- 派遣先の社員との交流を大切にする
- まじめにコツコツ仕事に取り組む
派遣会社をクビになってしまえば、収入の安定しない派遣会社にとって大きなダメージとなってしまいます。
また、派遣先の企業の中で気持ちよく仕事をできないというのは、精神的に苦しいものがあります。
まずは、自分が派遣先の雰囲気に寄り添っていって、信頼を得ていきましょう。
そうすれば、気持ちよく仕事に取り組めるだけでなく、今後の契約更新も安定的なものとなっていくはずです。
ぜひ取り組んでみてください!