東証一部に上場している人材派遣会社を一覧で紹介【2020年最新版】

派遣-東京証券取引所の様子

※本ページにはPRが含まれます。

お役立ちコラム

東証一部に上場している派遣会社に登録したいんだけど、例えばどんな会社があるの?

有名どころだと、テンプスタッフ・パソナとかです!

他にもたくさんあります!

2019年9月17日現在で、東証一部に上場している人材派遣会社は36社あります。

紹介する派遣会社は、すべて以下の記事を参考にまとめました。

東証一部に上場している人材派遣会社(2019年9月17日現在)

遣-グッドサインを出す女性派遣社員

2020年1月06日現在で、東証一部に上場している人材派遣会社は以下47社です!

  • 株式会社リクルートホールディングス
  • パーソルホールディングス株式会社
  • テクノプロ・ホールディングス株式会社
  • 株式会社エス・エム・エス
  • エン・ジャパン株式会社
  • ディップ株式会社
  • 株式会社メイテック
  • 株式会社フルキャストホールディングス
  • 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
  • 株式会社夢真ホールディングス
  • 株式会社エスプール
  • 株式会社パソナグループ
  • WDBホールディングス株式会社
  • 株式会社ビーネックスグループ
  • ウェルビー株式会社
  • 株式会社アルプス技研
  • 株式会社LITALICO
  • 日総工産株式会社
  • 株式会社MS-Japan
  • 株式会社学情
  • 株式会社クイック
  • ライク株式会社
  • 株式会社ウィルグループ
  • 株式会社クリーク・アンド・リバー社
  • ヒューマンホールディングス株式会社
  • 株式会社コプロ・ホールディングス
  • ギグワークス株式会社
  • nmsホールディングス株式会社
  • 株式会社エクストリーム
  • 株式会社キャリアデザインセンター
  • 株式会社アルトナー
  • キャリアリンク株式会社
  • 株式会社ジェイック
  • クックビズ株式会社
  • 株式会社スポーツフィールド
  • CRGホールディングス株式会社
  • MRT株式会社
  • 株式会社エスユーエス
  • 株式会社みらいワークス
  • 株式会社キャリア
  • 株式会社ツクイスタッフ
  • 株式会社SERIOホールディングス
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社
  • 株式会社ジェイテック
  • 株式会社クリエアナブキ
  • 株式会社キャリアバンク
  • メディアファイブ株式会社

大手派遣会社のほとんどが上場しないのはなぜ?

女性

上記で挙げた派遣会社のなかに、実は大手が数社しかありません(テンプスタッフ、パソナ、リクルート…)

大手派遣会社が上場しない理由として、考えられるのは「経営実態が東京証券取引所の上場審査基準に達しないこと」です。

東京証券取引所の上場審査基準は?

企業が株式上場する際の条件は証券取引所・市場で違いますが、売上・成長性・経営安定性などの基準のクリアが必須です。

この基準をクリアできず、上場できない企業が多いです。

東証一部の上場審査基準は以下の通りです(引用元ページ:東京証券取引所-上場審査基準

項目有価証券上場規程
(市場第二部形式要件)
新規上場に係る市場一部銘柄への指定
(市場第一部に直接上場する要件)
(1)株主数
(上場時見込み)
800人以上2,200人以上
(2)流通株式
(上場時見込み)
  1. 流通株式数 4,000単位以上
  2. 流通株式時価総額 10億円以上
  3. 流通株式数(比率)上場株券等の30%以上
  1. 流通株式数 2万単位以上
  2. 流通株式数(比率) 上場株券等の35%以上
(3)時価総額
(上場時見込み)
20億円以上250億円以上
(4)事業継続年数新規上場申請日の直前事業年度の末日から起算して、3か年以前から取締役会を設置して、継続的に事業活動をしていること同左
(5)純資産の額
(上場時見込み)
連結純資産の額が10億円以上
(かつ、単体純資産の額が負でないこと)
同左
(6)利益の額又は時価総額
(利益の額については、連結経常利益金額に少数株主損益を加減)
次のa又はbに適合すること

  1. 最近2年間の利益の額の総額が5億円以上であること
  2. 時価総額が500億円以上

(最近1年間における売上高が100億円未満である場合を除く)

同左
(7)虚偽記載又は不適正意見等
  1. 最近2年間の有価証券報告書等に「虚偽記載」なし
  2. 最近2年間(最近1年間を除く)の財務諸表等の監査意見が「無限定適正」又は「除外事項を付した限定付適正」
  3. 最近1年間の財務諸表等の監査意見が原則として「無限定適正」
  4. 申請会社に係る株券等が国内の他の金融商品取引所に上場されている場合にはあっては、次の(a)及び(b)に該当するものでないこと
  • (a)最近1年間の内部統制報告書に「評価結果を表明できない」旨の記載
  • (b)最近1年間の内部統制監査報告書に「意見の表明をしない」旨の記載
同左
(8)株式事務代行機関の設置東京証券取引所(以下「東証」という)の承認する株式事務代行機関に委託しているか、又は当該株式事務代行機関から株式事務を受託する旨の内諾を得ていること同左
(9)単元株式数及び株券の種類単元株式数が、100株となる見込みのあること

新規上場申請に係る株券等が、次のaからcのいずれかであること

  1. 議決権付株式を1種類のみ発行している会社における当該議決権付株式
  2. 複数の種類の議決権付株式を発行している会社において、経済的利益を受ける権利の価額等が他のいずれかの種類の議決権付株式よりも高い種類の議決権付株式
  3. 無議決権株式
同左
(10)株式の譲渡制限新規上場申請に係る株式の譲渡につき制限を行っていないこと又は上場の時までに制限を行わないこととなる見込みのあること同左
(11)指定振替機関における取扱い指定振替機関の振替業における取扱いの対象であること又は取扱いの対象となる見込みのあること同左
(12)合併等の実施の見込み次のa及びbに該当するものでないこと

  1. 合併、会社分割、子会社化若しくは非子会社化若しくは事業の譲受け若しくは譲渡を行った場合又は2年以内に行う予定のある場合で、新規上場申請者が当該行為により実質的な存続会社でなくなる場合
  2. 新規上場申請者が解散会社となる合併、他の会社の完全子会社となる株式交換又は株式移転を2年以内に行う予定のある場合
同左

東証一部上場審査の内容は以下の通りです(引用元ページ:東京証券取引所-上場審査基準

項目内容
企業の継続性及び収益性継続的に事業を営み、かつ、安定的な収益基盤を有していること
企業経営の健全性事業を公正かつ忠実に遂行していること
企業のコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制が適切に整備され、機能していること
企業内容等の開示の適正性企業内容等の開示を適正に行うことができる状況にあること
その他公益又は投資者保護の観点から東証が必要と認める事項

上場審査基準の詳細については、以下の「新規上場ガイドブック」「有価証券上場規程」をご確認ください!

派遣会社が上場するメリットは?

派遣-女性派遣社員のはてな

派遣会社が上場するメリットは以下の3つです。

  • 社会的信用の向上
  • 資金調達がしやすい
  • 経営の透明性

派遣会社が上場するメリット① 社会的信用の向上

「ちゃんとした会社で働いている人なんだな」と思われるため、圧倒的に信用を得やすいです。

上場企業は業績・経営状況を四半期ごとに公表していて、一定基準をクリアしないと上場維持もできませんので、「倒産のしにくい企業」と見られます。

派遣会社が上場するメリット② 資金調達がしやすい

上場すると資金調達手段が多様化し、資金調達を格段にしやすくなります。

公募による時価発行増資をはじめとして、直接金融が可能です。

株式発行は借入金にあたらなく、株主にお金を返済する必要はないのです。

派遣会社が上場するメリット③ 経営の透明性向上

上場で経営の透明性が高まります。

一定の企業情報を開示するのが必須で、投資家をはじめとする第三者のチェックが入るからです。

派遣会社が上場するデメリットは?

バツの手ぶりをする女性

派遣会社が上場するデメリットは以下の3つです。

デメリットを考慮し、上場を見送る派遣会社は多いです。

  • 経営の自由度が制限を受ける
  • 管理部門の業務負荷が大きくなる

派遣会社が上場するデメリット① 経営の自由度が制限を受ける

多くの投資家は株式売却益を得るのを目的に株主になるため、短期かつ確実な株価上昇を見込める施策を期待します。

それにより、中長期的な企業成長戦略を練りづらくなり、敵対的株主が経営に参加する可能性も上がることで、経営方針の自由度も下がります。

派遣会社が上場するデメリット② 管理部門の業務負荷が大きくなる

本来の業務には不要な間接業務が大量発生し、必然的に組織が重くなります。

特に総務部、経理部、財務部などの負担はかなりのものです。

東証一部上場したおすすめ人材派遣会社【厳選3社】

派遣-スマホを持つ女性派遣社員

今回は東証一部に上場している人材派遣会社36社を紹介しました。

その36社には派遣会社カタログでも特におすすめの派遣会社がありますので、1社ずつ詳しく紹介します。

  1. リクルートスタッフィング
  2. テンプスタッフ
  3. ウィルオブ

① リクルートスタッフィング

派遣-リクルートスタッフィングのアイキャッチ画像

リクルートスタッフィングは、派遣が未経験の方に特におすすめする大手派遣会社です。

紹介予定派遣の求人も満載で、直接雇用を検討中の方にもおすすめです。

運営会社名株式会社リクルートスタッフィング
公式サイト公式ページ
設立日1987年6月
求人数11,995件(2019年9月10日現在)
募集求人オフィスワーク・事務、金融、営業・販売、テレマーケティング、メディカル・バイオ、クリエイティブ、IT・技術など
登録拠点銀座・東新橋・新宿2拠点・渋谷・池袋・北千住・立川・横浜・湘南・川崎・厚木・千葉・西船橋・さいたま・水戸・つくば・宇都宮・高崎・梅田・神戸・京都・名古屋(名駅)・豊田・静岡・浜松・札幌・仙台・秋田・盛岡・郡山・広島・福岡・北九州・長崎・南大沢・浦和・別府
優良派遣事業者認定あり
福利厚生有給休暇、社会保険、定期健康診断、出産育児一時金、フィットネスクラブ割引、ベビーシッター割引サービスなど
求人対象エリア全国47都道府県

口コミを見る▶︎▶︎▶︎

② テンプスタッフ

テンプスタッフ-アイキャッチ

テンプスタッフは、業種カバー率は100%の大手派遣会社です。

女性に優しいサービスも評判で、現役派遣社員からの満足度は大手のなかでも特に高いです。

運営会社名パーソルテンプスタッフ株式会社
公式サイトtempstaff.co.jp
設立日1973年(昭和48年)5月
求人数66,943件(2019年9月17日現在)
募集求人オフィスワーク、翻訳・通訳、金融・証券、テレマーケティング、営業、販売・接客、IT・デザイン、音楽・映像制作、研究開発・メディカル・医事、作業・物流・整備、保育・介護、栄養士・調理師など
優良派遣事業者認定あり
福利厚生有給休暇、社会保険、定期健康診断、メンタルヘルスライン、キャリアカウンセリング、提携スクール・優待施設、カルチャー講座、災害時対策、メチャカリなど
求人対象エリア全国47都道府県

口コミを見る▶︎▶︎▶︎

③ ウィルオブ

派遣-ウィルオブのアイキャッチ画像

ウィルオブは、事務・コールセンター・介護・販売・保育・軽作業の求人をメインに掲載中の派遣会社です。

各種研修制度、FS(フィールドサポーター)制度、割引優待制度など、派遣社員へのサポートも充実です。

運営会社名株式会社ウィルオブ・ワーク
公式HPhttps://willof.jp/
設立日平成9年1月29日
公開求人件数26,837件(2019年9月17日現在)
募集職種一般事務、経理・財務、受付、秘書、コールセンター、ITエンジニア・Webデザイン、営業事務、テクニカルサポート、販売、営業、接客・サービス、飲食・フード、アパレル・コスメ、介護・ヘルパー、ケアマネージャー、看護助手、調理補助、医療事務、保育士、幼稚園教諭、軽作業、ライン作業、製造補助、ピッキング、フォークリフト、食品加工、組み立て・素材加工など
登録スタッフ数約450.000人
雇用形態派遣社員、紹介予定派遣、契約社員、正社員、パート・アルバイト

口コミを見る▶︎▶︎▶︎

タイトルとURLをコピーしました