「派遣社員のカードローンの在籍確認はどんな感じなんだろう…」
「申込時は派遣元の名前を書けばいいのかな…」
などなど、カードローン在籍確認についてこうお思いの方もいますよね。
派遣社員がカードローンを使うにあたって在籍確認は避けられませんし、審査をクリアするためにもポイントを押さえておきたいところです。
今回はそんな派遣社員の方に向けて、在籍確認で押さえるポイント、在籍確認流れを中心に詳しく解説していきます。
記事後半ではカードローンに関するよくある質問もまとめましたので、ぜひ最後までお読みください!
派遣社員がカードローンの在籍確認で押さえるべきポイント7つ
では派遣社員がカードローンの在籍確認を進めるにあたり、押さえるべきポイントは以下の7つです。
<カードローンの在籍確認で押さえるべきポイント>
- 申込時は勤務先項目に「派遣会社名」を記入
- 派遣元に事前連絡を入れる
- 一部では派遣先に連絡が行くこともある
- 在籍確認は審査結果への影響が大きい
- 在籍確認では借入していることがバレにくい
- 派遣会社に複数登録している場合は安定収入のほうを選ぶ
- 選ぶ虚偽申告はしないこと
①申込時は勤務先項目に「派遣会社名」を記入
カードローンに申し込む際、申込書の中に勤務先を記入する箇所があります。
ここで記入するのは派遣元(派遣会社)の名前。おおかたのカードローンでは派遣元の名前は書くようにと指定があります。
また住所や電話番号も派遣元(派遣会社)のものを記入してくださいね。
在籍確認も、基本的には派遣会社へ連絡がいきます。
②派遣元に事前連絡を入れる
在籍確認に備えて、事前に派遣元へ”在籍確認がある旨”の連絡を入れておきましょう。
というのも派遣元でご自身の名前を把握してない人が在籍確認が電話を取った場合、在籍確認がスムーズに進まない可能性があるからです。
事前連絡を入れておけばその点が解消され、在籍確認がスムーズに進みますよね。
③一部では派遣先に連絡が行くこともある
基本的に、派遣社員の在籍確認では派遣元(派遣会社)へ連絡がいくことが一般的です。
ただし一部では派遣先に連絡を入れる信販会社もあるため、必ずしもを派遣元へ連絡が行くとは言えません。
派遣元・派遣先のどちらに連絡が行くか気になる場合は、事前に派遣元で確認をしておくのがおすすめです。
また詳細は後述しますが、派遣先へ電話連絡がいく場合の対応も押さえておくのが得策ですね!
④在籍確認は審査結果への影響が大きい
在籍確認は、カードローンの審査の一環で実施されるものです。
ただ在籍確認は審査結果に大きく影響するため、おろそかにするのはお勧めできません。
先ほど触れた通り、電話は派遣元と派遣先のどちらにかかるのか、電話に出れない時はどうすればいいかなど、懸念事項が多い点にも気を配って対策を練りましょう。
⑤在籍確認では借入していることがバレにくい
「在籍確認をすることで、周りの人に借り入れしてることがバレるのではないか」とお思いの方もいますよね。
ですが実際のところバレるケースは少なく、安心して利用・借入できます。理由は以下の通りです。
- プライバシー面の配慮が整っているから
- 審査担当者が業者名をが名乗らないから
在籍確認では「借入の件でお話が〜」などと、借入のことだとわかる対応はしてきません。
また「プロミスの者ですが〜」「アコムの者ですが〜」などと、業者名を名乗ることもありません。
こうした点から、カードローンを安心して利用できるような配慮もなされているんですよね。
⑥派遣会社に複数登録している場合は安定収入のほうを選ぶ
人によっては、派遣会社に複数登録していてカードローン利用する方もいます。
その場合は、継続的かつ安定した収入をもらっていて、登録期間の長い派遣会社を選びましょう。
というのも信販会社は金融機関では、申込者の収入の安定性・勤続年数の長さなどを重要視するからです。
⑦虚偽申告はしないこと
申込時にウソの内容を記載するのはアウト。発覚した時点で即審査落ちすると思いましょう。
なお派遣社員のカードローンにおいて、よくある虚偽申告の内容は以下の通りです。
- 収入額の水増し
- 勤務年数の水増し
- 派遣元情報の虚偽申告
もし虚偽申告をしたら、その旨が信用情報に載ってしまい、他の金融系サービスを使っても審査で通らない可能性が大きいです。
今後のためにも、申告内容で嘘をつくのはやめましょう…。
派遣元・派遣先に在籍確認が行くときの流れ
基本的にはどのカードローンでも、在籍確認の際は派遣元(派遣会社)派遣会社に連絡が行きます。
ですが一部では派遣先に連絡が行くケースもあります。ではそれぞれの具体的な対応の流れはどうなるのか、詳しく見ていきましょう。
派遣元(派遣会社)に在籍確認の連絡が行く場合
私、佐藤と申しますが、田中様(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?
本日は派遣先で勤務しております。
よろしければ伝言を承ります。
かしこまりました。
それではこちらから直接電話をかけてみますね。
ありがとうございました。
ー終了ー
派遣会社へと連絡が行く場合、上記の通り電話担当者が受けて対応します。
申込書には派遣先で働いている時でも、勤務先で働いていることが会話中で分かればOKなんです。
派遣先に在籍確認の連絡が行く場合
レアケースですが、派遣先に在籍確認の連絡が行く場合はどうなるのか見てみましょう。
私、佐藤と申しますが、田中様(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?
かしこまりました。ちなみにですが、ご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか?
すみません、個人的な要件になるのですが、よろしいでしょうか…?
はい、かしこまりました。少々お待ちくださいませ。
ー申込者へ電話取次ー
はい、お電話代わりました。
田中と申しますが。
私、株式会社★★★★の佐藤と申します。
在籍確認はこれにて終了となります。
今後のお手続きに関しましては、別途ご連絡いたしますので、少々お待ちくださいませ。
ー終了ー
誰かが電話を取る場合でも、このようにカードローンを使っていることがばれないように対応してくれます。
もちろんご自身が在籍確認の電話を取った時はそのまま進められますよ。
派遣元(派遣会社)で在籍確認ができないときはどうする?
個人情報保護・プライバシー面の理由から、在籍確認の時にスタッフの情報を教えないケースもあります。
この場合、前もって在籍確認がある旨を派遣元に伝えておけば、柔軟に対応してもらえます。
在籍確認ができないと審査に通りませんから、必ず在籍確認ができるよう対策を練りましょう。
カードローンの在籍確認なしってできるの?
なかには「どうせなら在籍確認なしのカードローンを使いたい…」とお思いの方もいることでしょう。
ですが残念ながら、在籍確認なしで済ませるケースはありません。
カードローンを使う時は何かしらの方法で在籍確認を取ってくる、という認識でいましょう。
書類確認で対応する可能性もある
利用するカードローンによっては、在籍確認を電話以外で対応してくれるケースがあります。たとえば書類での対応があります。
もし在籍確認の連絡がない場合は、以下の本人確認書類及び収入証明書で対応してくれるケースもあるんです。
- 本人確認書類の例:運転免許証・健康保険証・パスポートなど
- 収入証明書:源泉徴収票・所得証明書・確定申告書・税額通知書など
これらの書類を提出することで、することでこれら提出をすることで在籍確認を進めてくれることもありますよ。
もし在籍確認での対応方法に要望がある場合は、利用するカードローン会社に事前連絡入れてくださいね。
派遣社員のカードローンの在籍確認に関するよくある質問
派遣社員のカードローンの在籍確認に関するよくある質問をまとめます。
そもそも派遣社員ってカードローンの審査に通る?
派遣社員の方でも、もちろんカードローンの審査に通ります。
「派遣社員だからカードローンの審査に通らない」なんてことはありません。
ただし継続的に安定した収入を得られるか、そもそも利用条件を満たしているかなど、諸条件を満たさないといけない点には注意してくださいね。
どのタイミングで在籍確認が始まりますか?
カードローンの場合、在籍確認は以下のタイミングで行われます。
<カードローンの申込・審査の流れ>
- 申込・申込確認
- 仮審査
- 本審査・在籍確認
- 審査結果の通知・審査通過
- 借入
- 返済・完済
在籍確認は、上記の通り本審査の最中に実施されますよ。
派遣登録だけで在籍確認をクリアできますか?
結論を言うと、派遣登録だけでは在籍確認のクリアはできません。審査はもちろん、申込も難しいです。
というのも、どのカードローンでもやはり継続的・安定的な収入のある人にしか融資をしないからです。
また短期派遣の場合も、カードローンの利用は難しいです。
派遣登録だけだと「無職」としてカウントされるため、カードローンでお金は借りられません…。
まとめ~カードローンの在籍確認はスムーズに済ませよう~
今回は派遣社員のカードローンでの在籍確認について、詳しく解説してきました。
審査をクリアするにあたって、在籍確認は重要な作業。借り入れできるためにも、必ず成功させましょう。
スムーズに実施できるよう、状況に応じて対策を練ってくださいね。