派遣社員として工場に勤務する場合、事前に派遣先の会社から工場見学をすすめられるケースがあります。
工場見学をお願いされる場合、一般的にそのタイミングで見学と面談がセットになっています。ですので、工場見学は必ず参加したいイベントとなっています。
派遣先の見学を行うメリットは沢山あります。
例えば、実際の職場を下見することで仕事に対するイメージを固めることが出来ますし、働く職場の雰囲気やどんな人がいるのかを確認することが出来ます。
また、職場を実際に目のあたりにすることで見えてくるメリットやデメリットもありますので、それを見極めることも大事です。
採用を担当している社員の方も、やってきた派遣社員のやる気や人柄を確認したいと考えていますので明るい態度で積極的に参加することをオススメします。
職場(工場)の見学について
導入部でも触れましたが、工場見学での一番の目的は自分がその企業で働けるかどうか、マッチングしているかの確認をとることです。
派遣先としても、自分たちの職場に新しく迎えた派遣社員の方が適応出来るか確認をとりたいと考えています。
そのために、見学とあわせて面談がセットになっているのです。職場の下見で環境に適応出来そうかを判断し、面談を通して職場の人間関係に溶け込めそうか、意欲的に働いてくれるかどうかという面を確認されます。
「職場見学=面談」と思って当日を迎えましょう。
お仕事開始までの流れ
ここでは、派遣会社に登録してからお仕事開始までの流れについて簡単ではありますが紹介します。
webで派遣会社に登録する
まずは派遣会社に登録するところからスタートです。
今回は工場での勤務をおこないたいと想定してますので、派遣会社のwebサイトを見比べて工場で働ける求人が多く掲載されているサイトを利用することがオススメです。
ここでポイントなのが、派遣会社には複数登録しておく(2~3社ほどが一般的)ことです。
派遣会社の数は多く、都内でも地方でも10社以上は見つかります。どれを選べばいいか分からないと思いますので、「工場での求人を扱っているサイトに」「2~3社ほど登録」しましょう。
一社だけ選ぶ場合と比べて選ぶ手間も省けますし、複数のサイトで並行して求人を探すことでより効率よくお仕事を始められます。
登録したサイトで求人を見つける
登録したらサイト内で工場の求人を探してみましょう。
探し方には色々ありますが、給与だけで判断せず、出勤可能日や職場環境についても記載があれば目を通しておいてください。
サイトもしくは電話からエントリー
気になる求人が見つかったら、派遣会社に希望する求人をエントリーしましょう。
派遣会社に複数登録しておくとエントリーも複数できますので、2~3社ほど登録しておくことがオススメです。
お仕事についての詳細な連絡を受け取る
基本的に即日、遅くとも2,3営業日以内にはエントリーした求人について派遣会社から連絡が来ます。
求人の詳細をお聞きして、「この会社が良い」と思ったら応募になります。
(詳細を聞いて気に入らなければ別の求人を紹介してもらえることが一般的です。)
応募をすると派遣会社内で専攻が行われ、選考に通過出来たら職場見学についての案内がされます。
(これも即日か2,3営業日以内で連絡が来ます。)
職場見学
案内が来てから遅くとも一週間以内に派遣先の会社に訪問します。
ここでの職場見学と面談を通して働きたいという気持ちが変わらないかの確認をされます。
(ここでもし就業先から断られた場合、また別の求人にエントリーするところから始まります。)
お仕事開始
面談での選考を通過し、双方にミスマッチがないと判断されれば晴れてお仕事開始です!
工場見学のポイント
工場といっても、何をしている工場なのか、その工場内のどこで働くことになるのかで仕事内容はガラッと変わっていきます。
事前に聞いた内容とミスマッチがないか、未経験の場合でも安心して取り組めそうかどうかを確認しておくと良いでしょう。
扱う専用の機械、道具によっては、安全について必ず確認しておきたい事項も増えますのでチェックしておきましょう。
工場を見学する上で更に確認しておきたいポイントは工場内の室温や匂い、音といった環境面です。お仕事が始まってからは基本的に1日の大半を過ごすことになる環境ですので、長く過ごしてストレスを感じないかどうか見学して確認をとりましょう。
働き始めた後のギャップを減らすことができます。
例えば、生鮮食品を扱う工場であれば室温は低め、匂いも食べ物の匂いが充満しているということが考えられます。機械に囲まれた工場の中で溶接加工などに携わる場合、基本的に室温が高くなるので夏場は注意が必要です。
油や金属を扱っていれば製品の匂いが独特な場合がほとんどなので、匂いのチェックもしましょう。
まとめ
ここまでで派遣として工場勤務する上での基本をお話しました。
本記事で紹介した内容を踏まえた上で工場見学を乗り切りましょう!