派遣先に顔合わせまで言ったのに受からなかった!
派遣にすら受からないの私…!?
近年は派遣に限らず、職につくのが難しくなっています…。
「派遣先の企業に顔合わせまでいったのに受からなかった」
という方は最近増えてきているのではないかと思います。
一般的に、「顔合わせまでいったらもう受かったようなもん」と考える人も多いでしょう。
ですが、近年ではそうもいかなくなってきているようです。
そこでこの記事では、派遣に落ちる理由とその対策についてご紹介していきたいと思います。
ぜひご一読ください!
「派遣先企業が派遣スタッフを選ぶ」のは違法!
派遣先企業が派遣スタッフを選ぶ行為は、派遣法によって禁止されています。
その企業へ派遣されるスタッフを選ぶのは、派遣元となる派遣会社になります。
それでも派遣先企業だって派遣されてくるスタッフについて知りたいと思いますよね。
ですので、派遣先となる企業は「顔合わせ」や「職場見学」と称して面接のようなものをおこなっているんです。
禁止内容には他にも以下があります。
- 事前面接とその要請
- 履歴書等の提出要請
- 求人を若年層に限ること
- 性別を限ること
- 適性検査
(引用元:社団法人 日本人材派遣協会「紹介予定派遣を除きいわゆる事前面接等(派遣労働者を特定することを目的とする行為)は禁止されております 」)
派遣先企業によるスタッフ個人の特定がも禁止されてるんだね!
派遣先企業にこれらの禁止事項がある代わりに、派遣会社はスタッフをしっかりと評価して、その人が派遣先が求める人材であるかどうかを判断していきます。
派遣先企業との顔合わせで落ちる理由とは?
では実際に「どうして顔合わせまでいって受からなかったのか」、その理由について解説していきます。
6つご紹介していきます。
- スキル不足・経験不足
- コミュニケーション能力不足
- 身だしなみが悪い・服装が適切でない
- 志望動機があいまい
- 遅刻・ドタキャンなどがある
- 雰囲気や年齢
①スキル不足・経験不足
派遣先との顔合わせで落ちる理由として一番多いとされているのが、「スキル・経験」の不足です。
即戦力が売りのところも多い派遣社員は、派遣先でもその能力を重視されることが多いです。
そのため、企業が求めているスキル・経験を持ち合わせていないと、落ちやすくなってしまうのです。
自分のスキルに合いそうな求人を探すというのも必要になってきますね。
②コミュニケーション能力不足
コミュニケーション能力の不足も落ちる理由として多い傾向にあります。
契約によって派遣先が変わることが多い派遣社員にとって、職場の人間関係は難しいと思われる問題のひとつです。
派遣社員の中には、コミュニケーションを取らず社内で孤立してしまう人もいるのだそう。
職場の良い雰囲気を保つために、コミュニケーション能力不足を理由に落とすという企業も少なくありません。
顔合わせや職場見学で企業がどのような人材を求めているのかを見極め、臨機応変に対処していく能力も必要になってきます。
③身だしなみが悪い・服装が適切でない
社会人として働いていくのに、清潔感などといった、身だしなみに気を使うのは必須事項となります。
誰でも、ビジネスの常識に欠けるような人は敬遠されがちですよね。
髪の毛や爪、メイクなどはもちろん、洋服や靴、カバンにも注意が必要です。
日頃から気をつけるようにしましょう。
④志望動機があいまい
志望動機が適当だったり、あいまいだったりすると「この人には向上心が見られないな」と判断されてしまいます。
派遣社員にとっては軽い気持ちでの派遣でも、派遣先の企業にとっては重要な即戦力となる可能性があるので、しっかりとスタッフを見極めてきます。
わざわざ「顔合わせ」「職場見学」と称してまで面接をおこなうくらいですからね。
顔合わせの時点でやる気の無さが伺えれば、落とされてしまうのも仕方がありません。
たとえ軽い気持ちでも企業研究はしっかりとおこない、完璧な志望動機をかかげて顔合わせに望みましょう。
⑤遅刻・ドタキャンなどがある
遅刻やドタキャンは社会人としての常識に欠けるので、絶対にNGです。
「雇用しても遅刻したりたくさん欠勤したりするのかな」と思われてしまい、不採用になってしまうでしょう。
これに関しては、派遣に限らず気をつけていく必要があります。
6.雰囲気や年齢
派遣スタッフの雰囲気や年齢は重視されることが多いです。
というのも先程少し触れましたが、職場内の雰囲気がスタッフによって乱されるようなことを派遣先の企業は非常に嫌います。
特に派遣社員には女性のスタッフが多くいます。
女性同士の年齢や性格、雰囲気等を原因としたイザコザには、派遣先も気にしていることでしょうね。
また、年齢が原因で落ちた場合、派遣会社は「年齢が原因で落ちてしまいました」と本当のことを言うことはないでしょう。
派遣法にあったように、派遣先企業側が派遣スタッフを選ぶことは禁じられているためです。
それでも、「年齢を原因に落とされることもある」と覚えておくといいかもしれません。
7.派遣先企業が求めている人材じゃなかった
本来は、派遣会社のしっかりとした派遣先企業のリサーチのもと、その派遣スタッフにあった求人を見つけていきます。
ですが、いざ派遣先で顔合わせを行ってみたら、「その企業が求める人材じゃなかった」ということは割とよく起こります。
これは完全に派遣会社側のミスです。
派遣スタッフがその責任を負う必要はありません。
落ちてしまったものは仕方がないので、切り替えて新しく自分に合った企業探しをしていきましょう。
派遣先企業での顔合わせで落ちないための対策とは?
これまで派遣先企業との顔合わせで受からない理由をご紹介してきました。
これらをもとに、派遣で受かるための対策を考えていきましょう。
3つご紹介していきます。
- 派遣会社との事前打ち合わせ
- 身だしなみに気をつける
- 派遣先からの質問にしっかり答える
①派遣会社との事前打ち合わせ
先ほどのご紹介の中で、スタッフのスキルや雰囲気などが「派遣先企業と合っていないこと」が派遣に受からない理由として多いとこが分かりましたね。
それを防ぐために、派遣会社の営業マンとの事前打ち合わせで、しっかりと自身の情報を共有することをおすすめします。
自身の今後のキャリアプランやスキル、コミュニケーション能力などを事前に共有しておくことで、派遣先での顔合わせの対策を派遣会社の人とともに考えることができます。
それは派遣を受かるにあたり大きな助けとなります。
②身だしなみに気をつける
こちらも先ほどご紹介しましたが、身だしなみの良し悪しは、受かる受からないに大きく反映していきます。
髪はきれいにまとめる、化粧は派手すぎないようにする、洋服はシワ・毛玉がないようにするなど、特に気を使うようにしましょう。
③派遣先からの質問にしっかり答える
派遣先は派遣スタッフに対し、たくさんの質問を飛ばしてきます。
それらの質問には、しっかりと答えるようにしましょう。
ネガティブだったり、早口だったり、話が長くなりすぎていたりなどがないように気をつけるといいです。
言葉遣いや印象の良さなども見られていますよ!
まとめ~「派遣に受からない」ということを考える~
こちらの記事では、派遣に受からない理由やその対策をご紹介してきました。
簡単にまとめますね。
派遣に受からない理由
- スキル不足・経験不足
- コミュニケーション能力不足
- 身だしなみが悪い・服装が適切でない
- 志望動機があいまい
- 遅刻・ドタキャンなどがある
- 雰囲気や年齢
- 派遣先企業が求めている人材じゃなかった
派遣に受かるための対策
- 派遣会社との事前打ち合わせ
- 身だしなみに気をつける
- 派遣先からの質問にしっかり答える
派遣に受からない理由の中には、自身で直すことが可能なものが多く挙げられていました。
努力を怠らないようにするといいですね。
派遣に受かるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください!