新型コロナウイルス下で派遣社員は在宅勤務できない?【理由は4つ】

出勤する派遣社員

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派遣社員のお悩み

派遣社員の私は出勤させられて、正社員はみんな在宅勤務なんだけど、これってアリなの?緊急事態宣言も出されてんのに…。

新型コロナウイルスに感染するのは嫌ですし、できれば在宅勤務したいところですよね…。

「派遣は出勤、正社員は在宅」この構図は残念ながらかなり多くの企業で起きているのが現実です。

本来であれば派遣社員だって等しく在宅勤務すべきところですが、なかなかうまくいかないんですよね…。

とはいえなぜ派遣社員の在宅勤務が認められないのか、気になりますよね。

今回は「新型コロナウイルスが蔓延しているときに派遣社員が在宅勤務できない理由4つ」を、具体的な声を交えて解説します。

「派遣社員は出勤、正社員は在宅勤務」なケースは多い!

今回の新型コロナウイルスの影響で、WEB上でも派遣社員の悲痛な声が伺えます。

実施にいくつか見ていきましょう。

派遣社員の在宅勤務がなかなか認められないのはなぜ?

派遣-考える女性

すべての企業で派遣社員の在宅勤務やリモートワークが命じられていわけではありませんが、認められないのには理由があるようです。

具体的な理由は以下の4つです。

  1. パソコンがウイルスに感染したとき被害の責任を取れないから
  2. 出社が必要な業務を任されているから
  3. 在宅勤務やテレワークの環境が整っていない
  4. 雇用契約で決められた内容に変更がある場合は契約内容を変えないといけないから

一つずつ見ていきましょう!

理由①パソコンがウイルスに感染したとき被害の責任を取れないから

大手派遣会社のリクルートスタッフィングでは、「所属派遣社員がパソコンを持ち帰って在宅勤務しても、ウイルス感染した時の責任を取れない」という理由から派遣社員が在宅勤務できないようです。

ちなみにリクルートスタッフィングで働く社員は、全員在宅勤務とのことです。

理由②出社が必要な業務を任されているから

派遣の業務のなかには出勤が必要な業務もあります。

たとえば窓口の応対、電話業務、受付は出社することが前提となっており、在宅勤務ができないんです。

とはいえ在宅勤務ができる職種でも、実際は出勤されられているケースもあり、実現は難しいようです…。

理由③在宅勤務やテレワークの環境が整っていない

在宅勤務・テレワークの体制をとるのに遅れを取っている企業でも、在宅での業務ができませんね。

在宅勤務で使えるパソコンは正社員の分しかなかったり、ネット環境の整備に問題があったりと家譜代が山積みの企業もあるんです。

理由④雇用契約で決められた内容に変更がある場合は契約内容を変えないといけないから

派遣先で勤務する前に、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結びます。

本来なら雇用契約を結び直して在宅勤務できるよう整えておくべきですが、その手続きなどをのめんどくささがゆえに実現は難しいのが現状なんです…。

まとめ~まだまだ派遣社員が在宅勤務できるのは難しい~

新型コロナウイルスが蔓延しているのにも関わらず、派遣社員が在宅勤務できない背景を具体的に見てきました。

本来であれば正社員だろうが派遣社員だろうが、雇用形態に関係なく在宅勤務に切り替えて社員の安全確保に努めるべきです。

とはいえ企業ごとで抱える事情があるため、実際のところはそれがなかなか実現しないのが現実。

今はご自身の身を守るためにも、マスクを常備して他の人に感染させないよう徹するしかないですね…。

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