派遣で働こうと思っている…それなら誰もが知っているような知名度抜群の東証一部上場している一流企業で働いてみたい!と思ったことがあるという方は多いのではないでしょうか。
想像してみると、中小企業で派遣として働くより、派遣でも一流企業で働いた方が給料も良さそうですし、メリットは多そうですよね。
凸版印刷は、その会社名から印刷専門の会社だと思われることも多いですが、情報コミュニケーション事業分野の他にも生活・産業事業分野のようなマテリアル系の事業、ディスプレイや半導体関連などのエレクトロニクス事業分野まで事業の幅のある国内印刷業界2強のうち一角とされる世界最大規模の総合印刷会社です。
そんな凸版印刷で派遣としてでも働くことができれば、スキルが身に付くだけでなく、今後のキャリア形成にも大きな影響を与えることになること間違いなしです。
凸版印刷の派遣の仕事は、給料や派遣社員の待遇、質もよいと評判になっています。
今回は、派遣求人でも人気の凸版印刷の派遣の仕事内容や待遇などについて紹介していきます!
凸版印刷のような大企業で派遣社員として働くメリットは?
まずは、凸版印刷の派遣の待遇をお話しする前に大企業で派遣として働くメリットについて軽く触れていきます。
研修を重要視。お金や時間を掛けてしっかりと行う
大企業は、研修を重要視し、しっかりとした研修を行います。
大企業ほど、研修の大切さを熟知しているので、お金と時間を使って研修のカリキュラムを作成していることが多いです。
また、大企業で多数の社員を雇っている関係で入退社が非常に多く、新卒、中途、派遣などの新入社員の受け入れ態勢が完成されていて、何度も研修を繰り返しPDCAが出来ていることから、より洗練された研修を受ける事が出来るのです。
派遣社員という立場だとちゃんと研修をして仕事内容を教えてくれるのか、雑に扱われないか、と心配になることもありますよね。
一流企業であれば、初出社で放置されて仕事も振られず不安…なんてことも、逆に何も知らないし教わってないのに仕事を振られるというようなことが無く、研修から仕事に入るという段階をしっかり踏んで、仕事に取り掛かれることが大きなメリットだと思います。
もし派遣社員から正社員になれたら…かなり安定する
一流大企業と呼ばれていても急に赤字に転落したり、退職希望者を募ったり、正社員となっても一生安泰の終身雇用と呼ばれる時代はもう終わりました。
しかし、それでも中小企業より大企業の方がなにかと安定しています。
高い学歴や学生時代、社会人時代に結果を残した新卒や中途しか正社員として入社できない大企業に、派遣社員であればそれらよりは低い基準で勤務することができ、万が一実力を認められることがあれば、正社員へ昇格することもあります。
一流の大企業で正社員になることができれば、年収や休日、その他の様々な面で生活水準も上がります。
将来的に実力が認められさえすれば、一流企業に正社員で働ける可能性があるということも派遣社員として大企業で働く大きなメリットです。
コンプライアンスを重要視するので派遣社員にとっても良い職場環境であることが多い
SNSの発達による内部告発、社会的にコンプライアンスは近年どんどん厳しくなっています。
パワハラにセクハラ、サービス残業などの企業がコンプライアンスを無視した行動があればSNSなどで内部告発が発生し、一瞬のうちにその噂は広まります。
それが噂だとしても企業にとってはイメージダウンに繋がりますし、ましてや本当に行われていたことだとすれば、イメージダウンだけでなく世間的にバッシングを受けて企業ブランドも信用もガタ落ちする世の中です。
それが大企業であればなおさらです。
マスコミや世間から叩きに叩かれ、会社の名前は地に落ちます。
そうならないために、一流の大企業はコンプライアンスを教えるという意味でも研修に力を入れています。
当然、派遣社員に対してもコンプライアンスを守ったうえで接することが普通になっており、そういう意味で職場環境も良くなっているのです。
社員の希望を聞いて、より働きやすい職場作りにお金をかける
水やコーヒーが飲み放題だったり、執務室では社員に一人一台加湿器や空気清浄機が完備されているところもあります。
これだけ職場環境が充実しているのは、従業員の要望に沿って従業員が働きやすい環境を作るために、それらの設備投資にお金をかけるのです。
逆に一流企業で働くデメリットはあるの?
大企業で働くメリットはわかったけど、デメリットはないのか気になりますよね。
確かに大企業で派遣社員として働くのは、あらゆる面でメリットが多いのですが、そんな大企業だからこそのデメリットも存在します。
派遣社員から大企業の正社員への登用はハードルがかなり高い
正社員ではなく、派遣社員としてでも大企業の正社員になりたいという人は多いです。
あなたが派遣社員から正社員への登用を狙うように、契約社員やアルバイトで働いている人も虎視眈々と正社員の座を狙っていると考えていても不思議じゃないですよね。
しかし、企業側も正社員希望者全員を正社員にするわけにはいきません。
正社員は簡単に雇用を切れませんし、急な不況や業務不振に備えて、雇用調整が利きやすい派遣や契約、アルバイトなどの従業員を一定の割合もっておく、リスクヘッジが重要になります。
以上の理由から少ない枠の正社員登用の競争は激化するのが当然で、企業としてもハードル高くして、登用の基準を設けないといけなくなります。
正社員になれる可能性はありますが、あくまで狭き門であり、実力とタイミングがなくてはチャンスは少ないという認識は持っておきましょう。
派遣社員の採用でも未経験では採用されにくい
派遣求人とはいっても大企業の求人はやはり人気の傾向にあります。
そのため必然的に応募率も高くなり、スキルを持った人が応募してくるため、未経験の職種だと競争に破れて採用を見送られる場合が高いです。
事務職であれば、ワード、エクセル、パワーポイントなどを使いこなせる、資格を持っているというだけでは不十分で、実務経験を採用条件にしている求人もあります。
職種や企業によっては未経験でもいいという求人もありますが、未経験でもよいという職種での求人は当然ですがその分、応募率も高くなるので、採用されにくくなります。
凸版印刷ってどんな企業?
一流企業で働くことのメリットやデメリットがわかったところで、実際に凸版印刷で派遣社員として働く場合の環境はどうなのでしょうか?
凸版印刷が働く人にとってどのような会社なのか、行動指針から読み取っていきます。
凸版印刷の基本的な考え方やあり方を記した行動指針ですが、なんと65項目も設定されており、特に社員一人一人が法令尊守…コンプライアンスを考慮し行動することが強く明記されています。
第二章の「具体的な行動指針」のうち、基本原則1「基本的人権を尊重する」では、凸版印刷の目指す職場環境が記載されています。
1.個人の多様な価値観を認め、人格と個性を尊重する
私たちは、すべての人を一人の個人として尊重するという人間尊重の考え方を、事業活動における最も基本的な価値観として、個人の能力が最大限に発揮されるよう、あらゆる場面において行動します。
2.いかなる差別行為も行わない
私たちは、人種、民族、国籍、宗教、性別、年令、身体的特徴などを理由とした、基本的人権を侵害する一切の差別を行いません。そして、職場においては、一人ひとりの仕事の成果に応じた適正な処遇を行い、個人の能力が最大限に発揮されるよう努めます。
3.セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントをしない
私たちは、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントにより、職場の仲間に不快感を与えたり、職場環境を悪化させたりすることのないよう、その予防に努めます。また、万一こうした問題が職場で起こった場合には、担当部門と連携し迅速な解決に努めます。
これらが書いてあるからといって確実に守られているとは、言い切れません。
しかし、書かれていない多くの企業より、良い職場環境にするという意識は間違いなく高いことは窺えますよね。
凸版印刷の派遣はどんな職種があるの?
凸版印刷の派遣社員の仕事は実際にどのようなものがあるのか見ていきましょう。
凸版印刷グループで一般事務<残業殆どなし>(1500円~ )
ファイリングやワード、エクセルなどを使用した書類の整理、電話応対などの一般事務です。
応募資格として何かしらの事務経験があれば実務の経験は問わないようです。
また、ブランクがあってもいい、英語力も不要とかなり条件も緩そうですね。
その分、応募数も多くなり競争率は上がりそうですが…。
最低限、ワードとエクセルは操作できなければ落ちてしまいそうですね。
凸版印刷での経理補助 (1400円~)
経理・財務・会計・英文経理など、具体的には経理チームで材料の計上支払、出納業務、決算補助業務などです。
英文経理とありますが、応募資格に英語力は不要なようです。
また、経理未経験者も歓迎とありますが、エクセルの腕は中級程度(データ入力、加工、集計、簡単な作表など)を募集条件としているようですね。
以外に業務の幅が広く、任せる仕事は応募時に応相談とのことでした。
応募資格には英語力は不要とありますが、英文を読解するスキルもあれば、通りやすくなるかもしれません。
凸版印刷の派遣は待遇や職場環境がよいってホント?
凸版印刷の派遣求人の待遇や職場環境がよいと言われている背景には、次のような理由が挙げられます。
・週5日勤務が多い(完全週休二日)
派遣先の会社によっては土曜日に出勤をお願いされたりすることもあります。
決まった日に休めるというのは、ライフワークバランス的にも予定を立てるのにもありがたいですよね。
・非正規(派遣社員)でも長く働かせてもらえる
派遣社員は基本的に3年契約の更新制ですが、無期契約をしてくれたり問題なく更新する派遣社員が多いです。
・更新を重ねて正当な評価がされれば、時給が何度も上がる
凸版印刷では、派遣社員の人にも正当な評価のうえで、時給をあげてくれる体制が整っているようです。
・社員食堂が利用できる
社員食堂に関しては、一般開放もされているので凸版印刷で働いている人ならではのメリットとは言えないですが、それでもかなりクオリティの高いランチを提供してくれます。
一食1000円前後と決して安いとは、言えないのですが、その分料理のクオリティがかなり高く、SNS映えするおしゃれな盛り付けも魅力的です。
印刷会社ならではの一風変わったメニュー表も面白く、ランチだけでなくディナーもやっていて一般開放もされているので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
凸版印刷で働きたいという気持ちが強くなるかもしれませんよ。
凸版印刷の派遣で働くメリット
凸版印刷の派遣求人の待遇や職場環境がよいといわれる理由について説明しました。
しかし、凸版印刷で派遣社員として働くメリットは、まだまだあります。
ネームバリューがある!
親族や友人に勤務先を聞かれたとき「凸版印刷」と伝えられる…かっこいいですよね。
グローバルな企業なので、外国の方にも知名度が高く、初対面でも勤務先を伝えやすいです。
単純明快!派遣社員への待遇がよい
完全週休二日制で休日がしっかりしていることや、派遣社員でも正当な評価を受けることができ、おしゃれでおいしい社員食堂も使用できる…比較的待遇のよい凸版印刷。
当然ですが、残業代もしっかりと出してもらえます。
また、凸版印刷などの一流大企業の求人を取り扱っている派遣会社は派遣会社としても大手が多いため、保険や有給などの福利厚生面がしっかりしている場合が多く、そこでもメリットが大きい部分です。
自分以外にも…派遣社員が多い!
凸版印刷は印刷業に留まらず、さまざまな分野でビジネスを展開する総合印刷会社です。
それぞれの分野で複数の派遣会社に派遣求人を出しています。
そのため、職場で自分だけが派遣社員…ということはあまりなく、自分以外にも派遣社員が多いため安心して働くことができます。
ただし、その派遣社員が正社員を狙うライバルである可能性もありえますよ!
凸版印刷の派遣で働くデメリット
派遣社員としてでも働くことにメリットが多い凸版印刷ですが、残念ながらデメリットも存在します。
ここからは、凸版印刷で派遣社員として働く上でのデメリットを紹介していきます。
人気が高いため求人募集がすぐ終わる
印刷業を中心にエレクトロニクス分野と多方面にビジネスを展開する一流大企業。
しかも、待遇も職場環境も良いので、派遣求人を出せば、短期間で応募が集まり、人材が決まってしまうことが多いです。
応募者数が多いと、当然優秀な人材も集まりやすくなりますから、競争率も高くなります。
そもそも求人が出回ることが少ない
派遣社員も多く働いているのになぜ求人が少ないのか。
働き始めた派遣社員が長く働ける環境があるため、派遣社員が辞めにくく、欠員が出にくいという理由があります。
また、ある程度のスキルがあれば未経験者でもOKという求人が多く、稀に求人が出たとしてもすぐに埋まってしまうことが多いのです。
まとめ
一流の大企業、凸版印刷の派遣の業務内容や職場環境、待遇面について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
未経験者でもある程度のスキルがあれば募集要件を満たせるというのも、いまからスキルアップや今後のキャリア形成を始めたいという方にもぴったりです。
給与面やライフワークバランスも高待遇なので、競争率も高くなっていて、働きやすい職場環境からあまり募集が出回ることはありませんが、募集がされていれば、挑戦してみてもいいかもしれません。
この記事を読み、凸版印刷で派遣社員として働きたいと思ったら、業務内容に合わせて経理ならエクセルスキルを高めたり、事務作業なら総合的なPCスキルアップなどを行い、面接でアピールするとより採用確率が上がります!
派遣社員が非常に働きやすい職場なので、機会があればぜひ、応募してみましょう!