インフルエンザってどんなに気を付けていても、なってしまうことありますよね…。
そこで今回この記事では、パソナに登録している方向けにインフルエンザにかかってしまったときの対応についてご紹介していきます。
基本的にインフルエンザに対する対処法は派遣会社によって変わりはないので、パソナに登録していない方でも、ぜひ参考にしてみてください!
皆さんがインフルエンザにかからないための方法や傷病手当金についてもご紹介しています。
インフルエンザにかかったらどう対処すべき?
まずはインフルエンザにかかってしまった派遣社員がどう対処すべきなのか、パソナが推奨する方法をご紹介します。
- 体調不良を感じたらすぐに医療機関へ
- インフルエンザと診断されたら派遣先とパソナへ連絡を
①体調不良を感じたら医療機関へ
パソナでは、身近でインフルエンザを発症した方がいた場合やそうでない場合でも、体調の不調を感じたら医療機関へ受診するよう声掛けをしています。
また体調不良を感じてからすぐの受診だと、検査で「インフルエンザ」と発覚しない場合もあるとして、体調不良の発覚から翌日以降の受診を推奨しています。
咳や鼻水、突然の高熱、全身のだるさや頭痛、関節痛などの症状が出た場合、インフルエンザである可能性が高いです。
派遣先と派遣会社の担当営業に連絡を入れてその日は仕事を休み、様子をみましょう。
休みの連絡はなるべく早く入れるようにしましょうね。
就業時間の前までに入れるのが好ましいです。
②インフルエンザと診断されたら派遣先とパソナへ連絡を
最寄りの医療機関で受診後インフルエンザと診断されたら、とにかくすぐに派遣先とパソナに連絡を入れましょう。
次の出勤日などについては、派遣先・派遣会社の方でもいろいろと規定がある場合があるので、まずは連絡を入れることを優先しましょう!
その際にはパソナを含め、多くの派遣会社から一定期間の就業停止をいい渡される場合がほとんどです。
インフルエンザは一般的に発症から3~7日間にウイルスの排出、つまり周りにウイルスをまき散らしてしまう可能性があるのです。
そのため約1週間ほどの休み期間が与えられます。
またインフルエンザによる就業停止がある場合には、医療機関を受診した際の診断書が必要になるので注意してください。
診断書の提出がなく、口頭のみでの連絡になると、インフルエンザである証明がされないとして「自己欠勤」の扱いとなることがあります。
医療機関でインフルエンザの診察を受けた際には、必ず診断書を受け取り、派遣会社に提出するようにしましょう。
もし、発症したら…
➀体調が優れないと感じた時はすぐに医療機関を受診してください
症状は人それぞれですので、高熱が出る方もいれば
発熱はなく、関節痛のみの方もいらっしゃいます。
身近な方でインフルエンザを発症された方がいらして
ご自身も体調が優れないときは迷わず受診をお願い致します。
身近にそうした方がいらっしゃらない場合も、
不調を感じたら一度医療機関への受診をお願い致します。
また、私のようにすぐには検査をしても反応が出ない事もありますので
一度の受診で判断せず、翌日以降の受診をお願いいたします。②インフルエンザと診断されたら派遣先とパソナへご連絡を
医療機関を受診いただいて、インフルエンザと診断された際は
速やかに派遣先とパソナへご連絡ください。
出勤日については派遣先の企業規定もありますので
ご自身で判断せず、まずはご相談ください。(引用元:パソナ「※※インフルエンザ大流行中です!※※」)
家族の感染や派遣先での感染があっても各派遣会社に連絡!
自分に体調不良がみられなかったときでも注意が必要です。
例えば自分以外の家族にインフルエンザの発症があったり、派遣先でインフルエンザの感染対策が取られたりした場合は、すぐに派遣会社の担当営業に連絡するようにしましょう。
場合によっては発症時と同様に、1週間ほどの就業停止がいい渡されことがあります。
派遣には女性が多いから、インフルエンザにかかった子どもを看護する人も多いだろうしね…。
「子の看護休暇」というのもあったりするんですよ。
「子の看護休暇」とは
子どもの病気やケガなど看護が必要な時に利用できる休暇のこと。
育児・介護休業法に定められた休暇規定であり、対象児童をもつ従業員は休暇を取得する権利がある。
「子の看護休暇」を欠勤扱いにするかどうかは企業によって変わるが、「子の看護休暇」は法律で定められた休暇のため、「通常の欠勤」と「子の看護休暇の欠勤」は区別されなければならない。
インフルエンザにかからないための予防方法とは?
派遣会社、特にパソナに登録している人向けにインフルエンザになったときの対処法についてご紹介してきました。
次は登録する派遣会社関係なく、インフルエンザにならないための方法をご紹介しましょう。
- 手洗い・うがい・消毒
- 外出時はマスク着用
- 人混みなどへの外出を避ける・インフルエンザ流行地域に行かない
- 湿度調節に気を付ける
- 十分な睡眠とバランスの取れた食事
①手洗い・うがい・消毒
手洗い・うがい・消毒は口や手に付着したウイルスを除去するのに、実に効果的で手軽な方法となっています。
ライオン株式会社から発売中の有名ブランド「キレイキレイ」からも、正しい手洗い・うがい・消毒方法が紹介されています。
まず手洗いの手順が以下になります。
- 指輪や時計などの装飾品を外す
- 流水で手を洗う
- せっけんを付け、よく泡立てる
- 手のひら、手の甲、指の間をしっかりこすり合わせて洗う
- 指先、爪の間は手のひらの上で指先をこするように洗う
- 反対の手で親指をねじるように洗う
- 反対の手で手首をねじるように洗う
- 流水でせっけんと汚れを十分に洗い流す
- 清潔な乾いたタオルで水分をふき取る
爪の間、親指は洗い忘れやすいので注意してくださいね!
次はうがいの手順です。
- 口に水を含み、少し強めに「ブグブグ」と口の中をゆすぎ、吐き出す
- 口に水を含み、約15秒ほど上を向いて「ガラガラ」うがいをし、吐き出す
- 2をもう一度繰り返す
これでのどの粘膜についたウイルスを除去できますね。
水にうがい薬を入れるとさらに効果が望めますよ!
「ガラガラ」うがいはの「どの奥までするといい」って聞いたことがあるわ!
最後に以下が消毒方法です。
- 消毒液のポンプを押し、適量を手に出す
- 両手をこすり合わせ、手のすみずみまでなじませる
- 乾かす
つけた消毒液を乾かして、消毒が完了するのね!
いつも乾く前にいろんなところを触ってしまってたかも…。
気を付けよう!
手洗い・うがいは予防の基本となるので、必ずするようにしましょう!
消毒もできたらなおよしです!
(参考元:キレイキレイ「正しい手洗い・うがい・消毒」)
②外出時はマスク着用
人の多い場所では、インフルエンザウイルス感染の確立も当然高くなってきます。
そこではマスクの着用が特に効果的です。
自身のウイルス感染予防だけでなく、自身が万が一ウイルスを持っていたときの感染拡大予防にもなります。
またマスクをつけることで口元が保湿されるので、ウイルスに感染しにくくなります。
マスクの正しい付け方は以下の通りです。
- 手を洗い、清潔な状態にする
- マスクの上下、裏表を確認
- マスクを顔にあてる(鼻、口、あごを覆う)
- マスク上部の針金を鼻にフィットさせる
- ゴムひもを耳に固定
マスクをしていても、大きさがあっていなければ隙間からウイルスが入ってきてしまうかもしれません。
ふつう、女性用、子供用などの大きさを比較して、自分に合ったマスク選びも心がけましょう。
サイズがなければ自分で作ってもいいかもしれないわね!
自分の好きな模様、大きさでマスクを作ったら、モチベーションも上がりそう!
咳の自覚症状がある場合には特にマスクの着用を心がけましょうね…。
飛沫感染はできるだけ避けましょう…。
飛沫感染とは
感染症患者の咳やくしゃみによって口からでる「飛沫(しぶき)」を吸い込むことにより生じる感染経路のこと。
飛沫感染のほかにも空気感染や接触感染、経口感染(糞口感染)などがあります。
インフルエンザの場合、飛沫感染と接触感染が考えられます。
③人混みなどへの外出を避ける・インフルエンザ流行地域に行かない
インフルエンザウイルスの感染リスクが高い場所へ行かないのも有効な予防方法ですね。
人が多くいる場所では、上で紹介したような飛沫感染や接触感染もよりしやすくなってしまいます。
派遣先の仕事内容によってはどうしても感染リスクの高い場所へ行かなければならない場合もあると思います。
そういったときには、手洗い・うがい・消毒、マスク着用の徹底など、できる限りの予防に努めましょう。
派遣会社によっては、派遣先の都合で感染リスクの高いウイルス流行地域に行くときは、事前に派遣会社の担当営業に相談をするといったようなところもあります。
派遣会社の方に確認をしてみましょう。
④湿度調節に気を付ける
インフルエンザウイルス予防には、湿度調節も有効です。
というのも、「インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱い」という研究結果が出ているのです。
一般的に「温度20度以上、湿度50~60%」でインフルエンザウイルスの空気中での感染力が落ちるといわれています。
寒い日に暖房を入れて温度を高くするのもいいですが、その際は乾燥しすぎないようにも気を付ける必要がありそうですね。
湿度40%を下回るとウイルスも活発化しちゃうみたい…。
気を付けよーっと…。
⑤十分な睡眠とバランスの取れた食事
自己免疫力を高めることも、インフルエンザウイルスの予防に効果を発揮します。
それには日ごろの十分な睡眠や休養、バランスのとれた食事が大きく影響してきます。
最適な睡眠時間は男女どちらも、平均して7時間ほどといわれています。
それ以上でも以下でも人体に影響を及ぼす可能性があるので、参考にしてみてください。
またバランスのとれた食事を考えるときは、以下をそろえるといいと言われています。
- ご飯やパンなどの炭水化物を含む「主食」1品
- 肉や魚などのたんぱく質を多く含む「主菜」1~2品
- 野菜や海藻などのビタミン、ミネラルなどを多く含む「副菜」2品以上
牛乳やヨーグルトなどの乳製品や、ビタミンが・食物繊維を多く含む果物があるとさらにいいらしいよわよ!
傷病手当金を派遣会社に申請することができる
派遣社員にとって、インフルエンザで休む期間に収入がないのは大きな痛手となります。
そこで「傷病手当金」という制度があることを覚えておきましょう。
けがや病気で仕事を休んで給与などを受けられないとき、その保障という位置づけで支給されるお金のこと。
仕事とは関係の無い理由で働けなくなった場合でも傷病手当金を受け取ることが可能です。傷病手当金は勤務先の社会保険(健康保険)に加入していれば、誰でも受け取れます。そのため派遣社員でも契約社員でも、正社員でも受給が可能です。
傷病手当金を受け取るには基本的に、以下の3つの項目を満たしている必要があります。
- 病気や怪我のための療養中の時
- 連続で3日以上休んだ時
- 給与などの報酬を受けられない時
以上に該当した場合は傷病手当の申請手続きができます。
この条件ならインフルエンザの場合でも該当しそうね!
パソナから出ている傷病手当金についての記事には以下のような記述があります。
申請の手続き について
傷病手当金の申請には「健康保険傷病手当金支給申請書」が必要です。その中には事業主と担当医師の証明欄があり、それぞれの担当者が記入します。ただし「見込み」の証明は認められない ことから、必ず申請期間が経過してから記入してもらう必要があります。なお、申請の提出期限は、労務不能であった日ごとに、その翌日から2年以内 となっています。(引用元:パソナ みんなの仕事Lab シゴ・ラボ「知らないと損をする!病気やケガで仕事を休んだときに申請できる「傷病手当金」」)
上にあるように、傷病手当金の申請には「健康保険傷病手当金支給申請書」が必要になります。
派遣会社のお問合せ窓口や担当営業者に、まずは相談してみましょう。
傷病手当金について詳しくまとめた記事もございますので、興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
まとめ~パソナのインフルエンザへの対応について~
この記事では、パソナに登録している方向けにインフルエンザにかかってしまったときの対応やインフルエンザ感染予防方法、傷病手当金についてご紹介してきました。
記事の内容を簡単にまとめます。
インフルエンザにかかったらどう対処すべきか
- 体調不良を感じたらすぐに医療機関へ
- インフルエンザと診断されたら派遣先とパソナへ連絡を
- 家族の感染や派遣先での感染があっても各派遣会社に連絡
インフルエンザにかからないための予防方法
- 手洗い・うがい・消毒
- 外出時はマスク着用
- 人混みなどへの外出を避ける・インフルエンザ流行地域に行かない
- 湿度調節に気を付ける
- 十分な睡眠とバランスの取れた食事
傷病手当金を派遣会社に申請することができる
- 傷病手当金とは、けがや病気で仕事を休んで給与などを受けられないとき、その保障という位置づけで支給されるお金のこと
- 「①病気や怪我のための療養中のとき」
「②連続で3日以上休んだとき」
「③給与などの報酬を受けられないとき」
以上の3つが該当していれば受け取れる - 申請には「健康保険傷病手当金支給申請書」が必要
- まずは派遣会社に相談
派遣はただでさえ収入が不安定なのに、インフルエンザによる1週間の就業禁止があるのはキツイものがありますね…。
日ごろのインフルエンザ予防に気を使っていきましょう。
また今回はパソナに登録している場合の対処法でしたが、ほかの派遣会社に登録している場合でも、病気やケガ、特に感染症の報告は速やかにおこなうようにしましょう!
ほかの「派遣社員のインフルエンザで休むときについて」の記事も貼っておくので、気になった方はみてみてください!
登録している派遣会社がパソナでも、そうでなくても参考になる記事となっていたと思います!
この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。