派遣社員で転職回数が多いと不利になる!?仕事を紹介してくれない?

困る女性

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お役立ちコラム

派遣社員で転職回数が多いと、派遣登録で不利になるって本当?あまり仕事を紹介してくれないとか聞いたけど…。

確かに職を変えれば一定の期間で職場が変わりますし、採用側からすれば転職回数が多く見えてしまいますよね…。

派遣社員は一般的に契約期間が設定されているため、他の雇用形態に比べて仕事を転々としやすい特徴があります。

それが重なれば転職回数が増え、次の仕事を紹介してもらう際に不利になるのではないかとお考えの方も多いんです。

今回は派遣社員で転職回数が多いと、次の仕事を紹介してもらうのに不利になるのか、職歴の書き方はどうすればいいのかを詳しく見ていきましょう。

派遣社員は転職回数が多いと選考で不利!?

今までは派遣社員として働いてきて、次の仕事も継続しえて派遣で働きたい方は多いです。

さて有期雇用の登録型の派遣で長いこと働いていれば、自然と転職回数は増えていきます。

そんな時、選考では不利に傾いてしまうのか、有利になるのかを考えていきましょう。

結論:一概に不利になるとはいえない

派遣先企業が変わっていっても、それを転職としてはカウントされないため安心してください。

派遣は数ヶ月間から1年間程度で次の仕事、職場に移ります。となれば勝手に転職回数が増えていくわけです。当然の話なんです。

問題は転職回数ではなく、これまでの業務実績が仕事への姿勢、経験した仕事内容などから、総合的にどう判断されるかなんです。

短期派遣の場合は転職回数が多いと懸念を持たれやすい

短期夜勤を選んで仕事を続けた場合、長期の場合と違って懸念を持たれやすいことがあります。

転職回数が多いから何も懸念されないわけでありません。少なくても何か一つは引っかかることでしょう。

具体的に懸念される点は以下の二つです。

  • 仕事に対して飽きやすい人なのだろうか
  • 新しい仕事も長くは続かないのでは

これらをいかに払拭して次のキャリアにつなげるかも考えなくちゃいけません。

転職回数が多い時は”職務経歴書”の書き方を工夫しよう

さて少しでも仕事を紹介されやすくするために、どんな工夫ができるのか…。そんな時は必要書類から見直してみましょう。

次の派遣先に仕事が変わる場合、より印象良くするためにも職務経歴書の書き方を工夫してみてください。

転職回数が多いと、職務経歴書の狭い空間では記載が収まらないケースがあります。基本的には2~3枚程度ですが、それが足りないかもしれません。

職務経歴書に関しては以下4つのポイントを押さえて書いてみてくださいね。

  • 就業期間が長い仕事から書く
  • 雇用主ごとに分けて書く
  • スキルアップに繋がった仕事を優先して書く
  • 職種ごとにまとめて書く

一つずつ見ていきましょう!

就業期間が長い仕事から書く

就業期間が長い仕事をメインに書くと、長期間働ける意思を表明でき、「この人はすぐに辞めなさそうだな」とプラスの方向で判断してもらいやすくなります。

期間が長い仕事なら書けることが多く、業務経験の幅が広がってより充実した経歴書を作り上げられますよね。

雇用主(派遣会社)ごとに分けて書く

職務経歴書をで汚い書き方をしてしまうと、それだけでも読み手側からすればマイナスの印象を与えかねません…。

それを防ぐためにも雇用主(派遣会社)ごとに成立させて記入すると、職歴欄が綺麗にまとまって良い印象につながります。

書き方例としては「スタッフサービスより、◯月~◯月の期間中は△△△△株式会社、◯月~◯月の期間中は☆☆☆☆株式会社で就業」といった具合で書くと、雇用主(派遣会社)単位でまとまってスッキリしますよね。

派遣会社に複数登録する方はかなり多く、ほとんどの方は2社以上利用しています。そんな時はこの書き方を採用するのがベストですね。

雇用主(派遣会社)が同じでも、同様に雇用主名を記載して年ごとや職種単位などでまとめてくださいね。

スキルアップに繋がった仕事を優先して書く

派遣の仕事をしていると、何かしらのスキルが身につくことと思います。

また過去に身につけていたスキルを、実際の業務で行かせた方も多いことでしょう。

それらもうまく書き並べることで、より良いアピールポイントとなります。

職種ごとにまとめて書く

これまで実務として経験した職種ごとでまとめるのも、相手に伝わりやすい書き方です。

「一般事務で、◯◯◯◯派遣会社から、△月〜△月の期間中は□□で、△月〜△月の期間中は□□にて就業」と記載すると効果的でしょう。

経験した職種がばらけていない場合、この書き方を試してみてくださいね。

職種や仕事内容がバラバラならどうする?

人によっては派遣社員としてこなしてたきた仕事、職種が共にバラバラなパターンもあります。

その場合はすべての内容を細かく書く必要はありません。今気になっている仕事に関わる部分を集中的にまとめる視点を持ってください。

それでも関連性がないのであれば、無理に掘り下げる人がないですよ。

記入例としては「◯◯社で学んだAのスキルや、◇◇社で習得したBのスキルが活かせる」のように、かいつまむ形で必要な部分のみで大丈夫です。

1社ごとの雇用期間が短い時は詳細を説明しよう

数日や数ヶ月程度の短期間の就業が何度も続いていると、「本人に問題があるのではないか?」「働き始めてもすぐやめるのでは?」などと懸念されかねません。

となれば「詳しく触れられないように、履歴書に記載せず黙認したほうがいいのかもしれない…」と考えるかもしれませんが、決しておすすめはしません。

転職回数が多いならばその理由を明記した方が、むしろ有利な方向に傾くかもしれないからです。

次の仕事に臨む時は、その人によって理由はさまざま。具体的には以下が考えられるでしょう。

  • 実際の仕事内容求人票と全然違っていた
  • 派遣先がブラック企業と気づいてすぐ辞めた
  • 子どもの世話で忙しく、残業のない派遣先に移りたかった
  • 気になっていて求人があったので挑戦した
  • 夫の転勤が頻繁で引っ越しが多かった

派遣先それぞれの雇用期間が短い時は、どんな理由で短い職歴が続くのかを言語化できるようにしておきましょう。

まとめ ~転職回数が多くても工夫と改善は怠らないように!~

派遣先をコロコロ変えることに、マイナスイメージを持ってしまう気持ちはわかります。相手の立場からすれば印象が悪く見えているかもしれないです。

そんな時でも「相手に上手くアピールするにはどうすればいいのか」の視点を持ち、有利に立ち回れるよう、改善と工夫を繰り返していきましょう!

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