保育士が派遣で働くメリット・デメリットは?派遣に向いている人の特徴も紹介!

保育士 保育士の派遣

「派遣保育士って、どんなメリットがあるんだろう?」

派遣保育士について、どんな魅力があるのか考えたことはありませんか?

いま派遣保育士は、人材不足で苦しむ保育業界の問題解決に向けて、一つのカギとして注目されています。

派遣保育士を選ぶ人は、どういった点に魅力を感じているのでしょうか。

そこで本記事では、派遣保育士のメリット・デメリットを中心に解説

派遣保育士に向いている・向いていない人の特徴や、仕事内容についても紹介します。

今後、派遣保育士として働こうと考えている方は参考にしてください!

この記事の監修者

中田馨 様のお写真

中田 馨(なかた かおり)

兵庫県西宮市 認可保育園 中田家庭保育所施設長
一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事
自宅が家庭保育所を運営している環境に生まれ育ったため、人生の大部分を乳幼児と共に過ごしている。
朝日新聞出版『AERA dot.』などで、0~2歳児対象の育児コラムを連載。
著書『イヤイヤ期専門保育士が答える 子どものイヤイヤ こんなときどうする?100のヒント』(実務教育出版)、『いっぺんにつくる 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)

  1. 派遣保育士のメリット8点
    1. ①柔軟性のある働き方が可能
    2. ②残業・持ち帰り業務がない
    3. ③人材紹介会社に困りごとを相談できる
    4. ④パート・アルバイトより時給が高い
    5. ⑤人間関係に縛られにくい
    6. ⑥多様な経験が積める
    7. ⑦キャリアアップが可能
    8. ⑧掛け持ち・副業と合わせて収入アップできる
  2. 派遣保育士のデメリット5点
    1. ①働ける期間に縛りがある
    2. ②職場で疎外感を抱く
    3. ③対等な人間関係を築きにくい
    4. ④年収が上がりにくい
    5. ⑤契約期間の終了まで辞めるのが難しい
  3. 派遣保育士に向いている人の特徴5選
    1. ①短期間でお金を稼ぎたい人
    2. ②施設行事・委員会の仕事をしたくない人
    3. ③希望の時間だけ働きたい人
    4. ④多くの施設で経験を積みたい人
    5. ⑤固定された人間関係に縛られたくない人
  4. 派遣保育士に向いていない人の特徴4選
    1. ①正社員として働きたい人
    2. ②ボーナスが欲しい人
    3. ③住宅手当などの福利厚生が欲しい人
    4. ④世間体を気にする人
  5. 派遣とその他雇用形態との違い
    1. 正規雇用との違い
    2. パートとの違い
    3. アルバイトとの違い
  6. 派遣保育士の仕事内容
    1. 基本的には正職員保育士と同じ
    2. 保育補助
    3. フリー(自由に動く保育士)
    4. 掃除などの雑務
  7. 派遣保育士を目指す前に知っておきたいこと
    1. 未経験・無資格でも働ける
    2. ブランクがあっても可能
    3. 育休・産休を取得できる
    4. 福利厚生もある
  8. まとめ~派遣保育士のメリット~

派遣保育士のメリット8点

まずは、派遣保育士として働くメリットから。

人間関係や給与面などで派遣ならではのメリットがあります。

具体的には、下記8点です。

一つずつ説明します!

  1. 柔軟性のある働き方が可能
  2. 残業・持ち帰り業務がない
  3. 人材紹介会社に困りごとを相談できる
  4. パート・バイトより時給が高い
  5. 人間関係に縛られにくい
  6. 経験が積める
  7. キャリアアップが可能
  8. 掛け持ち・副業と合わせて収入アップができる

①柔軟性のある働き方が可能

時計

一つは、柔軟性のある働き方ができる点です。

派遣保育士は、時短勤務で働くのが一般的。

正職員が朝8時に出勤し、毎日定時で8時間・残業2時間程度で合計10時間前後働くと仮定します。

派遣保育士は、朝9~10時頃に出勤し、16時には帰宅可能です。

正職員より、労働時間は2時間ほど短いですね!

お子さん・家庭をお持ちの方なら、早く帰れる分育児や家事・食材の買い出しに時間を確保できます。

時短勤務で無理なく働けるので、「家庭と仕事を両立させたい!」と考える方には派遣保育士の仕事はピッタリですね!

②残業・持ち帰り業務がない

残業・持ち帰り業務がないことも、派遣保育士の良さです。

一方で正職員の場合、上記の例で見たように一日1~2時間程度の残業発生は日常的。残業しても終わらないと、持ち帰り業務(壁面や行事制作、手作りおもちゃなど)をすることもあります。

帰ってから仕事したくないですよね。

家にいるのに休まりません。

残業・持ち帰り業務が多いと、疲れがたまって心身ともに疲弊してしまいます。

対して派遣保育士の場合、残業・持ち帰り業務のいずれもないか、残業はあっても少なめ。

時短勤務でマイペースに働けるだけでなく、仕事量も多くないことからコスパ良く働けるメリットがありますね!

③人材紹介会社に困りごとを相談できる

相談

人材紹介会社に相談できるのも良い点です。

職場で働いていると、なにかと困りごとがありませんか?

人間関係・給与・わからないことがあっても聞きづらい…。

自分が働く職場での悩み事は、職場の上長に聞くのが一般的。

派遣だと、「派遣の意見・声なんて通らないんじゃないか…」と委縮してしまい、現場で働く保育園に直接伝えづらいときもありますよね。

派遣でも気軽に相談できる相手が、人材紹介会社・派遣会社です。

人材紹介・派遣会社は、保育園と派遣契約を結び、各保育園に保育士を派遣している関係にあります。

派遣保育士から見ると、人材紹介会社は雇用主。

雇用主なら、悩み事も打ち明けやすくなりますよね。

相談内容をもとに、人材紹介会社が保育園に問題解決に向けて対応してくれます。

なにかあったら、まずは人材紹介会社に話しましょう!

④パート・アルバイトより時給が高い

パート・アルバイトより時給が高い利点もあります。

実際の求人で見てみましょう。

例えば、原宿駅から徒歩9分の場所にある「渋谷保育園」。

時給は1時間1,600円~1,650円です。

対して、「のぱるキッズ東麻布」のパート求人の時給は、1,100円スタート。

バイトでも、例えばベネッセ港南保育園の時給は1,200円。

上記はあくまで一例ですが、派遣の求人はパート・バイトと比べて400~500円程度高いですね。

パート・バイトでも時給が高い求人はありますが、派遣の方が高くなる傾向がみられます。

高い時給をもらいながらも、時短勤務できるのは派遣保育士ならではですね!

⑤人間関係に縛られにくい

人間関係に縛られにくいのもメリットとして挙げられます。

正職員の場合、保育士は人間関係で悩まされがち。

SNSでも、下記のような声があがっていました。

問題のある保育園の特徴として、下記の点があると判断できます。

① 園長が高圧的

② 保育士もパワハラをしてくる

③ 保育士同士のいじめをしてくる

いずれも、働く職場にいたら怖いですよね。

派遣の場合、良い意味でドライな人間関係を築けます。

距離が近すぎると、上記のような問題が起こりえます。

適度な距離を保てる派遣保育士は、人間関係からストレスフリーで働けますね!

⑥多様な経験が積める

多様な経験が積める点も派遣保育士の良さです。

派遣保育士の働く期間は、就労前に人材紹介会社・派遣会社と結んだ契約で事前に決められています。

契約満了を迎えれば、更新できる場合もありますが、更新せずほかの保育園に移ることも可能。

働く保育園が違えば、形態や仕事内容も変わります。

園によってどのような姿勢や行動が必要なのか知れますし、多様な経験が積めますね。

現場で抱えている問題も多種多様ですし、柔軟に対応していくうちに課題解決能力も身につけられます。

好奇心旺盛で、「とにかく経験が積みたい!」人にはオススメの働き方です!

⑦キャリアアップが可能

履歴書

派遣保育士からのキャリアアップが可能な点も、メリットの一つです。

スタートが派遣保育士でも、勤務態度が良かったり仕事への成果が上がっていると判断されれば、保育園側から正職員への登用の話が来ることがあります。

いわゆる「オファー」ですね。

対して、派遣は非正規雇用。

新型コロナウイルスや増税など、昨今の経済事情ではいつ派遣切りが始まるかわかりません。

正職員になれば、クビになりにくく人員削減があっても最初の対象となる可能性も低いです。

正職員だと、ボーナスももらえて年収も上がります。

就活・転職活動で失敗した人も、派遣保育士として頑張れば正社員の道が見えてきますね!

⑧掛け持ち・副業と合わせて収入アップできる

掛け持ち・副業と合わせて働き、収入を上げられるのも特徴です。

正職員の場合、掛け持ち・副業を就業規則で禁じている保育園があります。

休日や隙間時間などにできる仕事が増えている昨今。

時間を持て余すくらいなら、マイペースに働いて収入を得たいですよね。

派遣保育士の場合、正職員ではないので一つの職場に縛られません。

やろうと思えば、ダブルワークも可能です。

イベントスタッフ・UberEats・コンビニ店員…。

ちょっとした時間だけ働こうと思ったときに、いくらでも選択肢はありますね。

ダブルワークで働けば、より収入をアップできますし、多様な経験も積めます。

「いろんな仕事がしたい」

「もっとお金を稼ぎたい」

「一つの職場に縛られたくない」

と考える方にはオススメですね!

 

派遣保育士のデメリット5点

上記で、派遣保育士として働くメリットを見てきました。

まとめると、人間関係に悩まされにくい・高時給・ダブルワークでさらに収入アップが可能・キャリアアップなどですね。

派遣保育士には、メリットだけでなくデメリットもあります。

どういったものがあるのでしょうか。

具体的には、下記5点です。

  1. 働ける期間に縛りがある
  2. 職場で疎外感を抱く
  3. 対等な人間関係を築きにくい
  4. 年収が上がりにくい
  5. 契約期間の終了まで辞めるのが難しい

一つずつ見ていきましょう!

①働ける期間に縛りがある

期間

働ける期間に縛りがある点が一つ。

派遣保育士は、人材紹介会社・派遣会社と雇用契約を結び、保育園に派遣されて働いています。

雇用契約には、契約期間が定められています。

3か月・半年・1年…。

保育園により期間は異なりますが、働く期限がある有期雇用となるのが特徴です。

契約期間が終わると、更新か次の職場を探すかの選択肢があります。

更新する場合、保育園が派遣保育士の勤務態度などをもとに判断。

ダラダラ働いていたなど、「勤務中の態度が悪い」と思われれば、更新できません。

派遣保育士ではなく、保育園の都合で更新を断る場合もあります。

「慣れた職場で働き続けたい!」「人見知りで、周囲と馴染んできた頃だったのに…」と思う方でも、今の職場で働けなくなるのはデメリットですね。

②職場で疎外感を抱く

疎外感を抱き、派遣の立場を痛感することも、デメリットの一つ。

派遣保育士だと、ボーナスがもらえません。

ボーナスの支給時期は一般的に、夏と冬の2回。

正職員がボーナスをもらい、「なにに使おうかな」「ほしいもの買っちゃう!」と喜んでいる姿を目にすると、疎外感を抱きます。

「自分だけボーナスがもらえないなんて…」

派遣の身分でしか味わえない気持ちですよね。

ボーナス以外にも、同僚から「派遣さん」と呼ばれることも。

名前でなく雇用形態で呼ばれると、寂しさを感じませんか?

「自分はしょせん、派遣なんだ…」

周囲の正職員との差や、扱われ方などから派遣の立場が嫌になることがデメリットですね。

③対等な人間関係を築きにくい

人間関係

対等な人間関係を築きにくいことも、派遣保育士のウィークポイント。

上記で目にしたような、派遣の立場を感じる扱われ方が一例ですね。

周囲に派遣で働く仲間が多ければ、傷のなめ合いや共感し合えます。

「今の職場で派遣は自分だけ」「正職員に囲まれている」状況の場合、仲間がいなくて寂しくなりますよね。

わからないことがあって質問したくても、

「『派遣』だから雑に答えられるのでは…」

「相手にしてくれるだろうか」

「同じ仲間だと思われていない」

などと疎外感を抱き、消極的になりますよね。

同じ目線で話せる人がいないのも、派遣で働く傷ですね。

④年収が上がりにくい

年収が上がりにくいのも派遣の痛いところ。

時給が高いと、週・月単位では正職員より給与が多くなる場合があります。

「正職員より給与良いじゃん!」と思ってしまいますよね。

忘れていけないのは、ボーナスがないこと。

上記で、「正職員がボーナスをもらっても、派遣の自分は支給されない」とお伝えしました。

ボーナスの金額は保育園により異なりますが、世間的には一回の支給で1~2か月分の金額となります。

具体的には、20~40万円前後です。

数十万円を一度にもらえれば、家計の収入や貯金額増加につながりますよね。

派遣だとボーナスがないので、年収ベースだと正職員に敵いません。

ボーナスがなく、年収が上がりづらいことは派遣で働く難点ですね。

⑤契約期間の終了まで辞めるのが難しい

退職

契約期間終了まで、辞めるのが難しいこともデメリットとして挙げられます。

派遣保育士は、就労前に派遣会社と雇用契約を結び、働き始めます。

雇用契約の際、働く期間について説明がありませんでしたか?

期間中は基本的に働き続け、妊娠・出産等の特別な理由がない限り辞められません。

契約の途中で辞めると、スタッフ・仕事管理をしている保育園は計画を作り直す必要があります。

派遣会社にも迷惑がかかり、「もう保育士を派遣しないでください」とクレームが寄せられる場合が。

保育園・派遣会社への影響が大きいので、約期間中は働き続けましょう

派遣保育士に向いている人の特徴5選

上記で、派遣保育士のデメリットをお伝えしました。

ボーナスがない・人間関係を築きにくい・契約期間の縛りといった点でしたね。

いずれも、派遣で働くからこそ生じるものです。

メリット・デメリットをお伝えした上で、どのような方だと派遣保育士に向いている・向いていないのでしょうか。

まずは向いている人の特徴から紹介します!

向いている人は、下記5点の特徴が挙げられます。

一つずつ見ていきましょう!

  1. 短期間でお金を稼ぎたい人
  2. 施設行事・委員会の仕事をしたくない人
  3. 希望の時間だけ働きたい人
  4. 多くの施設で経験を積みたい人
  5. 固定された人間関係に縛られたくない人

①短期間でお金を稼ぎたい人

まずは、短期間でお金を稼ぎたい人です。

上記で見たように、求人によりますが派遣保育士は高時給が特徴。

「お金が必要になった」
「1か月で○○万円ほしい!」
「2か月で○○万円稼ぎたい!」

お金が欲しい目的は人それぞれです。

買い物・旅行・貯金…。お金を貯めるのには時間がかかります。

年間100万円欲しいなら、毎月8万円ペースの貯金が必要。毎月8万円の貯金は難しいですよね。

派遣保育士で例えば時給1,600円で働くと仮定します。一日6時間勤務・週5日だと、月に19万2,000円に。

一人暮らしでなかったり、夫の収入で生活を立てているなら、月8万円の貯金が視野に入ってきますね。

短期間でしっかりお金を稼ぎたい人にはオススメです!

②施設行事・委員会の仕事をしたくない人

書記

施設行事・委員会の仕事をしたくない人にも適した働き方です。

保育園は年中、行事で詰まっています。

遠足・運動会・学芸会…。

保護者の都合に合わせて組まれているものもあるため、土日に開かれることも。

土日の場合、休日出勤が発生します。

正職員だと休日も働くことになりますね。

疲れがたまりますし、「休みたい…」と思います。

派遣保育士の場合、土日に行事があっても参加しなくて済みます。

行事以外にも、正職員だと委員会の仕事が。

保育園の委員会の仕事は、行事担当の役員・クラス役員・広報など多岐にわたります。

権限はもらえますが、責任は重くなり負担も増加。

少し、億劫になってしまう仕事ですが、正職員は避けて通れません。

派遣保育士の場合、委員会の仕事も免除されます。

仕事の負担を大きくしたくない人に適した働き方ですね!

③希望の時間だけ働きたい人

「希望の時間だけ働きたい!」と思う人にも、適切な雇用形態です。

派遣保育士は時短勤務が一般的。

一日の労働時間を正職員と比べ2時間程度短くできるため、家事と仕事を無理なく両立できます。

週に働く日数も決められ、「週に一日くらいはなにもしたくない…」と休む日も作れますね。

出産・育児が落ち着いた頃に働き始めれば、体調に合わせた無理ない働き方にも。

時間・日数など、自分の希望に合った働き方をしたい方は派遣保育士がオススメです!

④多くの施設で経験を積みたい人

保育園

多くの施設で経験を積みたい人にも、派遣保育士は持って来いの働き方です。

保育園が違ってくると、児童数や職員数・運営方法も変わります。

園によってできる仕事内容にも幅が生まれ、正職員でしかできない仕事を任されることも。

派遣なのでもちろん、「無理のない範囲で」です。

派遣保育士は基本的に、正職員の補佐業務をおこないますが、どんな補佐業務をするかも保育園それぞれ。

キャリアアップ・スキルを身につけたい方・経験業務を増やしたい方など、上昇志向をお持ちの方なら適当な働き方ができますね!

⑤固定された人間関係に縛られたくない人

固定された人間関係に縛られたくない人にも妥当な働き方です。

正職員になると、上長は一人。

上長との相性が合わずにイライラしても、仕事なので逆らえません。

固定された人間関係の下、仕事を進めます。

対して、派遣保育士に上長はいません。

正職員一人一人に付いて補助業務をおこなうので、誰のもとで働くかは毎回異なります。

長期にわたり働く仲間でないとわかっている以上、お互い会話も世間話程度。

仲良くなりすぎることなく、適度な距離感を持って働けるので、ドライな人間関係を求む人には向いていますね!

派遣保育士に向いていない人の特徴4選

上記で、派遣保育士に向いている人の特徴をお伝えしました。

金銭面・人間関係など短期間で生まれるメリットが欲しい方には適した働き方です。

対して、向いていない人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。具体的には、下記4点です。

  1. 正社員として働きたい人
  2. ボーナスが欲しい人
  3. 住宅手当などの福利厚生が欲しい人
  4. 世間体を気にする人

一つずつ見ていきましょう!

①正社員として働きたい人

正社員

まず、正社員へのこだわりが強い人は派遣保育士して働かない方がいいでしょう。

「責任のある仕事を任されたい」
「安定した収入を得たい」
「資格を生かして専門性を極めたい」

働き方についての考え方は人それぞれ。

景気も先行き不透明ななか、安定した正社員の働き方を望む人がいます。

派遣から正社員へ登用される場合もありますが、「すぐに正社員として働きたい!」と考える方には不向きです。

はじめから正職員の保育士求人に応募し、働くようにしましょう!

②ボーナスが欲しい人

ボーナスが欲しい人も、派遣保育士として働かない方がいいです。

派遣保育士はボーナス支給の対象外。

一度に数十万円もらえるボーナスは、誰しもほしいですよね。

貯金に回せたり、ボーナス費用をもとに海外旅行に出かける人も。

毎月の貯金をあきらめる代わりに、ボーナスだけを貯金するケースもありますよね。

ただ、派遣保育士の場合は、ボーナスの支給対象外です。

「どうしてもボーナスが欲しい!」と強いこだわりがある人は、派遣ではなく正職員で働くことをオススメします。

③住宅手当などの福利厚生が欲しい人

住宅手当

住宅手当などの福利厚生を求める人も、派遣保育士の働き方は不向きです。

一人暮らしの場合、支出の大部分を占めるのは家賃。

「家賃代を払わずに済めば…」と思ったことはありますよね。

家賃代の負担を少しでも小さくするため、普段の給与・交通費と別に住宅手当を支給している保育園があります。

正職員だと住宅手当をもらえますが、派遣だと対象外に。

給与に加え、住宅手当をはじめとした福利厚生も欲しい方は、派遣保育士として働くとストレスフルになりますね。

④世間体を気にする人

世間体を気にする人も、派遣の働き方は向いていません。

「○○さん、正職員じゃないらしいよ」

「○○、ちゃんと働きなさい」

「派遣なんてすぐに切られるんだから駄目よ」

親や周囲から、派遣として働くあなたに指摘を受けていませんか?

派遣は非正規雇用。

「すぐに切られる」など、イメージは悪いです。

イメージは良くないですよね…。

世間でも、派遣は「暇な主婦がやる人」といったように、主な働き方とみられていません。

世間体はよくないですが、高時給・ドライな人間関係などのメリットがあります。

周囲の意見や世間体に振り回され、決断を変える意志が弱い人だと、派遣で働くのをやめておきましょう。

もし、本気で保育士として経験やキャリアを積みたいのなら、正社員を目指した方がいいでしょう。パートや派遣保育士と違い、担当年齢をじっくり1年間保育し続けられるからです。継続して、同じ子どもの成長にかかわれることは、保育士において、大きな経験になります。

派遣とその他雇用形態との違い

本段落まで、派遣保育士として働く前に知っておきたいことをご紹介しました。

交通費などの福利厚生、産休・育休が取得可能である点は意外ですよね。

派遣の求人を見ていると、「正職員・パート・アルバイトとどう違うの?」と疑問を抱いたことはありませんか?

各雇用形態の特徴を挙げた上で、表にまとめて説明します!

正規雇用との違い

定時

正規雇用の場合、働く日数や時間・仕事内容は園長など上長の判断で決まります。

雇用主は保育園で、業務については保育園の指示に従って働きますね。

労働時間は、一日最低8時間。

残業込みだと10時間になることも。

ボーナスは年2回・園により異なりますが数か月分もらえます。

年収は非正規よりいいですが、クラス担任を任される・委員会の役員を務めるなど仕事量は多く、負担も増しますね。

働く期間は決まっておらず、無期雇用であることも正職員の特徴です。

雇用の安定性は確保できますが、仕事量は多くなります。

パートとの違い

パートと派遣は似ているようで違います。

派遣の場合、雇用主は派遣・人材会社。

各社に登録し、派遣される形で保育園に行って働きます。

パートは保育園との直接契約です。

給与の支払い・社会保険・福利厚生の内容は保育園の運営元が規定している内容に基づき決定されます。

パートも時給制で、有期雇用であることは派遣と同じ。

派遣は同一現場で働くのは原則3年が限度とされています。

パートの場合、原則期間の定めはなく、更新できる可能性も。

雇用主が派遣と大きく違う点ですね。

アルバイトとの違い

バイト

アルバイトと派遣も、どう違うのでしょうか。

バイトも、雇用主・給与支払い主と、社会保険・福利厚生を支給するのは保育園の運営元です。

雇用期間は、派遣と同様に有期雇用。

雇用主や社会保険などが、派遣と違う点ですね。

仕事内容は派遣と変わらず、正職員の補助がメインです。

時給は園により異なりますが、派遣>パート>バイトが一般的。

上記の説明をもとに、まとめると下記のようになります。

派遣正規雇用・パート・アルバイト
雇用主派遣・人材紹介会社保育園の運営元
給与の支払い 派遣・人材紹介会社保育園の運営元
雇用期間有期雇用無期雇用(パート・バイトは有期)
社会保険・福利厚生派遣・人材紹介会社保育園の運営元
仕事を指示保育園保育園

派遣保育士の仕事内容

上記で、派遣保育士と正職員・パート・アルバイトとの違いについて説明しました。

主に、雇用主が違うことが特徴でしたね。

実際、派遣保育士として働き始めると、どのような仕事があるのでしょうか。

具体的に見ていきましょう!

基本的には正職員保育士と同じ

派遣保育士と言えど、基本的には正職員で働く保育士と仕事は同じです。

正職員も、保育園から出される指示に従い、仕事を進めます。

保育園の目的は、子供を保育すること。

日中仕事で子育てできない保護者に代わって、子供の食事などの世話をおこないます。

正職員と大差はありません!

子供がすくすく成長できるよう、睡眠や屋外活動など体力・体調管理をするのも仕事の一つ。

屋外活動には、子供が社会性やルールを身につける目的があります。

単に遊ばせるだけでなく、「どういった遊びをおこなわせるのか」「活動を通じ、どんなルールを身につけさせたいか」等、意図を考えた上で遊び内容を決定する必要もありますね!

保育補助

後片付け

派遣保育士の主な仕事は、保育補助です。

正職員だけではさばきれない仕事量を、派遣保育士がサポートします。

具体的には、遊び・食事準備・後片付けなどが挙げられます。

おむつ替えや授乳サポートをする保育園も。

「正規とどう違うの?」と疑問を抱きますよね。

派遣の場合、クラスを受け持たないのが正規との大きな違いです。

クラス担任は正職員がおこない、サポートするのが派遣保育士となります。

上記の食事準備・後片付けなどはクラスに正職員一人だけだと、対応に追われてパンクしちゃいますよね。

正職員の仕事量をカバーするのが、派遣保育士の役目です!

フリー(自由に動く保育士)

派遣保育士は「フリー」とも呼ばれます。

フリーとは、クラス担任を持たず、自由に動ける保育士のこと。

園児が着替えをするのを手伝ったり、散歩の準備などを手伝います。

フリーはどのような能力が必要なのでしょうか。

周囲を助けるためには、常に他者に目を配る必要があります。

周囲を見渡し、困っている正職員がいないか。

あるいはクラス全体を見渡し、「クラス全体を見渡し、子どもたちがおもちゃの取り合いをしていないか?」「困っている子どもはいないか?」などなど。

手伝おうとする姿勢も大事ですが、観察力が求められる立場ですね!

掃除などの雑務

掃除

派遣保育士は時に雑務も任されます。

床にこぼれた絵の具を拭く・トイレを掃除する・秋になれば落ち葉拾い・冬だと雪かき…。

雑務も多岐にわたり、上記はほんの一例ですが、後回しにしがちな仕事ですね。

「周囲も気にしているけれど、手が回らない仕事」があれば派遣保育士の出番。

雑務があるたびに呼び出され、対応を求められると「子どもと関わりたくて保育士になったのに、今じゃただの雑用係…」と、理想と現実のギャップに悩まされることもあります。

派遣保育士の役目だと割り切って、仕事に勤しみましょう!

派遣保育士を目指す前に知っておきたいこと

派遣保育士の仕事内容を紹介しました。

クラス担任がないことは特徴ですが、雑用のように感じることがあることを注意しましょう。

派遣保育士を目指すにあたり、知っておきたいことがあります。

具体的に見ていきましょう!

未経験・無資格でも働ける

未経験・無資格でも働ける点です。

保育士を目指す場合、専門学校や大学など、一定の教育と実務経験をおこなう学校を卒業するか、保育士試験の資格に合格するかのどちらかの条件をクリアする必要があります。

資格があれば、たとえ未経験でも就労可能に。

未経験に加え、無資格でも可能な仕事内容があります。

上記で見たような、掃除・後片付け等の保育補助ですね。

資格を持たずに働ける分、時給は有資格者より低くなるデメリットもあります。

「資格を取得する時間がないけど、とにかく派遣保育士として働きたい」と思う場合、無資格でも働ける保育園がないか、確認してみましょう!

ブランクがあっても可能

履歴書ブランク

ブランクがあっても就労可能です。

ブランクがあると、履歴書を出しても「空白期間はなにをしていたの?」と疑問を持たれ、不採用や時給が低くなるおそれが。

保育業界の場合、人手不足を解消するためブランクの有無は気にする余裕がありません。

前職から現在までにブランクが生じている人にとっては、経歴を見られても落とされることなく働けるのがいいですね!

出産・育児が一段落つき、職場復帰しようとしている人にもオススメ。

時短勤務などで、無理なく働けるためです。

ブランク経験者も受け入れるのが、派遣保育士の求人ですね!

育休・産休を取得できる

産休

派遣保育士でも、育休・産休を取得できる点です。

「正職員にならないともらえないんじゃないの?」「派遣で妊娠したら、辞めなきゃいけのでは?」と疑問を抱きますよね。

いずれも、派遣保育士でも取得可能です。

産休なら、勤務先の健康保険に加入していることが条件。

産前は本人の希望により6週間休暇をもらえ、産後も8週間休めます。

育休については違う条件が。

雇用期間が1年未満・1年以内の雇用期間が終了する・週の労働日数が2日以下だと育休を取得できません。

いずれも取得できますが、育休については条件を満たせるか確認してから取得しましょう!

福利厚生もある

福利厚生を充実させた保育園もあります。

住宅手当はもらえないですが、実際の求人を例で見てみましょう。

都営三田線・芝公園駅付近にある「ほいぷら保育園」は、社会保険のほか交通費も支給しています。

毎日・毎週一定の頻度で保育園に通う場合、交通費がないと痛い支出になりますよね。

定期代で考えると、月1万円以上となることも。

ボーナス・住宅手当がなくても、交通費がもらえれば嬉しいですよね。

福利厚生が整った求人がないか、求人を探す際に確認しておきましょう!

まとめ~派遣保育士のメリット~

本記事では、派遣保育士のメリットを中心にお伝えしました。

ドロドロした人間関係に悩まされない・高額時給等のメリットがあります。

対して、ボーナスがないため年収が低くなる・子供と関われずやりがいを感じられないなどのデメリットも。

派遣保育士としてはたらくことが、自分にとってベストな選択肢なのか。

考えた上で、働くなら頑張りましょう!

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